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1月 果樹園における中型獣被害防止対策の推進

更新日:2023年1月30日 印刷ページ表示

被害対策現地研修会の開催

 普及指導課では、前橋市南部地区において、中型獣によるモモ等の食害を防止するために電気柵による被害防止対策を推進しています。この被害防止対策のさらなる波及を図るため、中型獣被害防止対策の現地研修会を開催しました。

1 ねらいと背景

 前橋市南部地区では、年々アライグマ等によるモモの食害が増加しており、その対策が課題となっています。そこで、普及指導課では、令和2年度から「鳥獣害に強い集落づくり支援事業」を活用し、生産者自らが、中型獣について「知る」対策、中型獣から農作物を「守る」対策を推進しています。
 この被害防止対策のさらなる波及を図るため、現地研修会を開催しました。

2 取り組み内容

 7月4日に前橋市新堀町のモモ園に電気柵(マルチEネット)の設置を行い、その後、資材の特徴、設置における留意点等を生産者に周知しました。
 設置した電気柵の侵入防止効果を確認できたため、1月13日には、現地研修会を開催し、JA前橋市南部支所果樹部会員や関係者12名が参加しました。鳥獣被害対策支援センターからは、中型獣の特徴や各種被害防止対策について、普及指導課から、設置した電気柵の被害防止効果について情報提供を行いました。生産者間でも、それぞれの園で行っている被害防止対策について意見を交わすなど有意義な研修会となりました。

3 今後の方向

 今後も、関係機関と連携しながら鳥獣害対策に取り組む産地への支援を継続し、安定した果実生産による生産者の所得向上を図ります。

研修会の様子と設置した電気柵の画像
研修会の様子と設置した電気柵

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