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7月 タブレットを利用したバラの養液管理支援

更新日:2021年7月30日 印刷ページ表示

養液分析データの共有を目指して

 普及指導課では、バラの養液分析の記録にタブレット端末を利用しています。データの電子化を行うことで、効率的でわかりやすい指導に取り組んでいます。

1 ねらいと背景

 中部管内の施設切りバラ生産では、複合環境制御装置の導入が進んでいます。プロファインダークラウド利用の生産者では、ハウス内環境データの共有が行われるようになりましたが、養液分析結果の情報は共有化されていませんでした。
 そこで、普及指導課ではタブレットを活用し、養液分析データの変化の把握及び、生産者間での情報共有を促進し、栽培技術の向上を目指しています。

2 取り組み内容

 普及指導課では、今年度から紙媒体で行ってきた養液分析記録をタブレット端末に入力するようにしています。分析の記録には、スプレッドシートを利用し、養液のpH、ECがグラフに反映されるため効率的にデータを把握することができます。スプレッドシートは普及指導課と各生産者で共有し、各自でデータの編集も行える様にしています。また、生産者毎に様式を作成し、改善要望があれば追加、修正を行っています。
 現時点では、3名の生産者がスプレッドシートを利用しており、紙媒体と比べ、スマートフォンでデータの振り返りができることから扱いやすいと好評です。

3 今後の課題

 今後も、管内の生産者にタブレット端末によるスプレッドシート利用を普及し、生産者間でのデータの共有化を図っていきます。また、効果的な養液管理データの活用による栽培管理技術の向上を支援していきます。

タブレット端末を利用した指導写真
タブレット端末を利用した指導

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