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1月 「外国人雇用における労務管理研修会」の開催

更新日:2022年2月28日 印刷ページ表示

要約

 農業生産現場において技能実習生を受け入れる動きが活発になる中で、農業者が労務に関する法律やハラスメントへの正しい知識を学び、円滑な雇用を行う事を目的に研修会を開催しました。

1 ねらいと背景

 近年、農業生産現場において外国人技能実習制度による外国人労動者を受け入れる動きが活発になっています。一方で、労働条件、実習制度に対する考え方、文化の違いや日本語習得レベルなどが外国人労働者を受け入れるうえで問題となっています。
 そこで、農業者が労務に関する法律やハラスメントへの正しい知識を学ぶことで、円滑な外国人労働者雇用を行う事を目的に研修会を開催しました。

2 取り組み内容

 1月26日に、前橋合同庁舎6階大会議室を会場に特定社会保険労務士の関一之先生を講師に迎え、中部農業事務所の主催で「外国人雇用における労務管理研修会」を開催しました。当日は、これから就農を目指している農業研修生から、既に技能実習生等の外国人雇用を行っている農業経営者まで、10名が出席しました。
 研修会では、ここ数年の間に報道された外国人雇用トラブルを事例に、具体的な使用者の問題点と、その後の労働紛争の経過についての解説を受けました。また、外国人の在留資格や労働関連法規の留意点と、更にコミュニケーションの大切さについて学びました。
 3時間と長めの研修でしたが、研修後アンケートでは、「労働契約など更に詳しく学びたい」という感想が多くあり、この研修で、参加者の労務管理への理解と関心が深まりました。

3 今後の方向

 農業経営の規模拡大や個人による農業参入など家族を単位としない経営体が増え、雇用労力の活用が重要になっています。
 今後も、労務管理などの雇用を安定させるための情報提供を行い、認定農業者等の経営内容の充実を図っていきます。

研修会の様子の写真
研修会の様子

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