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5月 大豆栽培講習会の開催

更新日:2022年6月6日 印刷ページ表示

要約

 大豆栽培講習会を開催し、高品質安定生産を向けた栽培管理のポイントや雑草対策に重点を置いて説明をしました。併せて、農作業安全の意識向上を図るため講習を実施するとともに、法人間連携の促進についても投げかけを行いました。

1 ねらいと背景

 前橋市粕川地域は、主にブロックローテーションで大豆栽培が行われている県内一の大豆産地です。大豆栽培は、適期播種、排水対策、病害虫・雑草対策等の適切な管理を行う事も重要ですが、機械による作業が多いため、農作業事故発生防止に向けた取組も重要です。また、当地域では、大豆生産における労働力不足を解消するため、5つの集落営農法人が大豆調製時の作業連携に取り組んでいますが、通常の栽培管理においても作業連携を発展させ、法人間相互の労働力を補う必要があります。

2 取り組み内容

 4月26日にJA前橋市粕川多目的研修施設において、大豆栽培講習会を開催しました。大豆生産を行う集落営農法人など7法人が参加しました。
 普及指導課職員からは、大豆の土づくりから収穫まで一連の作業についての講習と併せて、農作業安全について講習を行いました。昨年、大豆が低収となったほ場の主な原因は、遅播き、雑草の繁茂であったため、適期播種、雑草対策を重点に説明をしました。また、農作業安全については、春の農作業安全運動の重点推進テーマである「しめよう!シートベルト」に沿った内容、農作業事故の事例紹介や各種統計データ等を用いて講習を行い、シートベルト着用の重要性について、理解を深めてもらいました。全農ぐんま、肥料・農薬メーカーからも情報提供が行われ有意義な講習会となりました。
 加えて、集落営農法人に対しては、農作業従事者の減少により、栽培管理に必要な労働力が十分に確保出来ない法人もあるため、大豆調製作業の法人間連携のみならず、さらなる作業連携への発展に向けて、関係機関と協力し支援していく旨を伝えました。

3 今後の方向

 大豆の高品質安定生産に向けて、巡回指導、夏期講習会の開催を計画しています。
集落営農法人の労働力不足解消に向けては、前橋市担い手育成総合支援協議会「集落営農支援プロジェクトチーム」等で支援策を検討し取り組みます。

講習会の様子の画像
講習会の様子

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