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出生前検査(NIPT)について
出生前検査について
出生前検査は、お腹の中の赤ちゃんが生まれつきの病気を持っているかを調べる検査です。中でも、特に染色体について調べる検査のことを、「NIPT(母胎血胎児染色体検査)」といいます。
出生前検査は、通常の妊婦健診で行われる検査と異なり、すべての人が受ける検査ではありません。
検査を考えている場合には、検査のメリットやデメリット、検査を受けた後の対応などについて理解をしたうえで、検査を受けるかどうかを判断することが大切です。
認証医療機関について
近年、妊婦さんやご家族の不安や悩みに寄り添うカウンセリングや、他の検査や治療が必要となった場合の診療を行わずに検査のみを行う施設が増えていることが問題とされています。
そのため、日本医学会において「出生前検査認証制度等運営委員会」が設けられ、検査前後のカウンセリングやフォロー体制などが整っている「認証医療機関」が定められています。
認証医療機関(基幹施設・連携施設)の一覧(令和4年11月時点)<外部リンク>
出生前検査についての情報サイト
出生前検査について、詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
■日本医学会「出生前検査認証制度等運営委員会」のウェブサイト
『一緒に考えよう、お腹の赤ちゃんの検査』(日本医学会)<外部リンク>
妊婦さんとご家族のためのサイトです。出生前検査の様々な種類、相談先、検査を受けた方・受けなかった方の声、生まれながらに病気があるお子さんとの暮らしや福祉についての情報を提供しています。
出生前検査についての相談
出生前検査に関するご相談は、妊婦健診を受けている産婦人科でできます。また、お住まいの市町村の母子保健担当窓口等でも相談することができます。