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6月 雑穀栽培体験を通して奥多野の良さを伝承
更新日:2019年7月26日
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奥多野の味に欠かせない雑穀を栽培
奥多野グリーン・ツーリズム研究会では、「雑穀栽培体験」を通した技術の伝承に取り組んでいます。今回は、雑穀(キビ、アワ、トウモロコシ等)のは種作業を神流町のほ場で行いました。秋の収穫後には奥多野伝統料理の伝承に供される予定です。
1 ねらいと背景
奥多野グリーン・ツーリズム研究会(西澤明会長)は、奥多野の農業・自然・伝統食文化をこよなく愛し、奥多野の良さを広げるため、都市住民との交流活動を主体的に行うことを目的とした団体です。活動の一環として、雑穀(キビ、アワ、トウモロコシ等)の栽培・収穫体験を通じて、生産技術や郷土料理の伝承に取り組んでいます。
2 取り組み内容と成果
令和元年6月5日に神流町にある西澤四季菜園にて、同研究会会員に藤岡地区農業指導センター職員が加わり総勢13名で、キビ、アワ、タカキビ、在来トウコロコシのは種作業を行いました。今年は、新たに在来のアワバタダイズの栽培も計画しています。
また、鳥獣害に強い新たな特産品発掘の取り組みとして、ルバーブの試験栽培拡大を行うため、会員が育成した苗(143株)の配布を行いました。
今後は、同研究会の交流活動として、除草体験や防鳥網設置等の管理を行っていきます。秋には収穫・脱穀作業体験、雑穀を使った料理の伝承会を予定しています。
3 今後の方向
普及センターは今後も会の自主的な活動、新会員の活動定着、新会員の確保・勧誘、並びに雑穀等地域に適した作物の提案と栽培技術の向上・伝承等を支援します。
手作業での播種作業
会員が育成したルバーブ苗