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4月 イチゴ育苗技術改善 第1弾

更新日:2020年10月7日 印刷ページ表示

育苗技術改善の取組が始まっています

 イチゴ栽培で最も重要となる苗生産において、健苗育成により年内収量を確保するための改善の取組が始まっています。

1 ねらいと背景

 藤岡市は県内一イチゴの産地で、今年も次作に向けた育苗が始まっています。イチゴにとって育苗は最も重要な作業になりますが、管内では、親株定植時期が遅いことや育苗管理への認識不足から、年内に収穫ピークとなる苗を揃って確保できない事例が散見されていました。そこで、指導センターでは、昨年度から育苗技術向上に向けた働きかけを行い、今年度から各生産者のほ場で改善の取組が始まっています。

2 取り組み内容

(1)育苗方法改善の提案

 昨年度実施した「いちごステップアップ講座」や、時期ごとの管理情報資料の定期的な発行、個別ほ場巡回において、育苗管理の重要性と改善を呼びかけ続けました。その結果、年内に親株を確保した生産者は3戸から15戸に増加し、4月中旬現在で定植が完了した生産者は12戸に増加しました。

(2)実証ほの設置

 さらに今年度は、育苗技術の安定化に向けて、若手生産者のほ場において、安定かつ省力的なかん水方法を検討する実証ほ及び育苗培土とポット資材の組合せを検討する実証ほを設置します。

3 今後の方向

 今後は、実証ほの設置及び実証ほにおける現地研修会により技術の普及を図ります。また、JAと連携した平坦地育苗ほ場の重点巡回指導を3回予定しており、個別に改善方法を提案することで早期改善に取り組みます。

親株定植が完了したほ場の画像
親株定植が完了したほ場

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