本文
4月 水稲栽培講習会の開催
更新日:2020年10月7日
印刷ページ表示
今年の米づくりに向けて
1 ねらいと背景
多野藤岡地域では約700へクタールの水稲が作付けされています。昨年は7月の日照不足や8月の異常高温など米作りには厳しい気象条件の年でした。このような年でも品質の高い米を生産するためには、気象に応じたきめ細かい栽培管理が求められます。そこで、水稲生産者を対象にJAたのふじと協力して講習会を開催しました。
2 取り組み成果
講習会はJAたのふじの主催で3月23、24日の2日間に計3回開催され、合計31名の生産者が出席しました。新型コロナウイルス拡大防止のため換気等の対策を行い、短時間、少人数での開催となりました。
農業指導センターからは、育苗時の注意点を中心に、高温登熟対策や病害の防除について解説しました。あわせて、農作業安全や農薬適正使用について呼びかけました。出席した生産者は熱心に耳を傾けており、質疑応答も活発で関心の高さがうかがえました。
3 今後の方向
5月から播種作業の準備が始まるため、巡回指導等により適切な管理を呼びかけます。
今年も高品質水稲生産のため関係機関と連携しながら、高温等の気象状況に応じた情報提供および技術指導を行っていきます。
講習会の様子