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7月 地域特産「アワバタダイズ」の栽培伝承

更新日:2020年11月17日 印刷ページ表示

神流町の味に欠かせない在来大豆を栽培

 奥多野グリーン・ツーリズム研究会では、「雑穀栽培体験」を通した技術の伝承に取り組んでいます。令和2年は、雑穀(キビ、アワ、トウモロコシ等)の栽培を縮小して、神流町在来の「アワバタダイズ」栽培を拡大しました。
 「アワバタダイズ」はこれまで地元業者が主に味噌加工していましたが、6月20日にリニューアルした「道の駅万葉の里」で新名物の豆腐に加工販売されています。

1 ねらいと背景

 奥多野グリーン・ツーリズム研究会は、奥多野の農業・自然・伝統食文化をこよなく愛し、奥多野の良さを広げるため、都市住民との交流活動を主体的に行うことを目的とした団体です。活動の一環として、これまで雑穀の栽培・収穫体験を通じて、生産技術や郷土料理伝承に取り組んでいます。令和2年は「アワバタダイズ」栽培を活動主体にしました。

2 取り組み内容と成果

 令和2年6月12日に神流町にある西澤四季菜園にて、同研究会会員に藤岡地区農業指導センター職員が加わり総勢7名で、「アワバタダイズ」は種を行いました。
 続いて、7月2日に同菜園に会員と指導センター職員9名で、2,000本以上の苗を定植しました。
 今後は、同研究会の交流活動として、除草体験や管理を行っていきます。秋には収穫・乾燥、選別体験のほか、料理の伝承会を予定しています。

3 今後の方向

 普及センターは今後も会の自主的な活動、新会員の活動定着、新会員の確保・勧誘、並びに雑穀等地域に適した作物の提案と栽培技術の向上・伝承等を支援します。

大豆の苗の画像
セルトレイ育苗

作業風景の画像
梅雨の晴れ間に定植作業

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