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8月 イチゴ若手生産者研修会
西部地域重点プロジェクト イチゴ若手生産者合同研修会
イチゴの収量を上げるための育苗管理を学ぶ
西部農業事務所管内のイチゴ若手生産者を集めて、イチゴ栽培において最も重要な育苗技術を学ぶ研修会を開催しました。若手生産者の交流を進め、育苗管理や環境制御技術を取り入れた本ぽ管理の技術向上を図ります。
1 ねらいと背景
西部地域(西部農業事務所管内)はイチゴの栽培が盛んで、系統出荷の他にも直売等、多様なイチゴ経営が行われています。また近年、担い手が減少する中、新規就農者も増えつつあり、技術向上が課題となっています。そこで、西部地域重点プロジェクト「いちご産地活性化」において、担い手の育成に取り組んでいます。
2 取り組み内容
イチゴの収量を上げるために最も重要な育苗技術の向上を目的として、令和3年8月4日に藤岡地区において現地研修会を開催しました。技術向上のための研修会は、以前から各地区で行われてきましたが、若手生産者の交流を図り、重点的に支援するため、対象を40代以下に絞って参加を呼びかけ、高崎・安中・藤岡・富岡地区から、生産者11名が参加しました。
研修会はまず座学形式で、収量向上のための基本的な考え方と、育苗から保温開始までの管理方法について、藤岡地区農業指導センターから説明しました。その後、参加者から自己紹介も兼ねて経営目標や日頃の悩みなどの情報交換を行いました。さらに、現地ほ場2ヶ所では、管理方法などについても活発な意見交換が行われました。
3 今後の方向
西部地域重点プロジェクトとして、富岡地区でも現地研修会形式で若手生産者の交流の場を設定する予定です。また、参加者の中には環境制御技術を導入する生産者も多いため、本ぽ管理についても情報交換を行い、事例を集積していきます。
育苗管理を学ぶ
現地ほ場視察