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1月 農家リーダーと新規就農者との意見交換

更新日:2022年1月24日 印刷ページ表示

農業経営士など農家リーダーが新規就農者と意見交換を行いました

12月6日に農業基礎講座「先輩農業者との意見交換」を開催し、農業経営士など農家リーダーの他、新規就農者など17名が参加しました。経営の心構えや雇用をするにあたってのポイントなど、篤農家の経験を踏まえた話は、大変参考になりました。

1 ねらいと背景

農業事務所では新規就農者の知識習得と自立支援のため、テーマを設け農業基礎講座を開催しています。12月6日に実施した講座では就農後、農業経営に関して様々な悩みを持っている新規就農者が、農業経験が豊富な農業経営士、農村生活アドバイザーの皆さんに相談する場を設けました。

2 取り組み内容と成果

第3回農業基礎講座として、「就農後の農業経営」をテーマに圃場視察と意見交換を行いました。当日は、農業経営士など先輩農家から農業を始めた頃を振り返り、「何でも話せる仲間を持つ」「少し先の計画を立て、その目標をクリアしていく」「経営の独自性も必要」「奥さんも含め、色々な人と交流する」等、アドバイスしてもらいました。
新規就農者から、『パートを雇う上での注意点は?』との質問に対し、「忙しくない時期から雇い始めて慣れてもらう」「食事などちょっとした気遣いで関係が良くなる」「多めに採用していると、急に休まれても作業に影響が出ない」「働ける人は昇給をしている。また、首を切る覚悟も必要」とのアドバイスがありました。また、『どのくらいの仕事を任せているのか?』との質問には、「やれそうな量をあらかじめ考えておき、明確に指示をしている」等、これまでの営農経験からのアドバイスで、関係機関の立場から聞いていても大変参考になりました。意見交換会が終了しても、個別相談をしている新規参入者もおり、主催者の想定以上に熱心に意見交換を行っていました。

3 今後の方向

地域に農家の知り合いも少ない状況で始める新規就農者も多くなっており、地域のリーダーである農業経営士や農村生活アドバイザーの皆さんとの人脈作りは、今後の農業経営に必要になると思われます。このため、今後も藤岡地区農業経営士会と多野藤岡農村生活アドバイザーの会と連携した活動を行っていきます。

会場の写真
意見交換

ハウスの写真 その1
圃場での意見交換1

ハウスの写真 その2
圃場での意見交換2