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4月 ニラ栽培講習会の開催 ~市場評価の向上を目指して~
更新日:2019年8月14日
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要約
JA甘楽富岡にら生産部会による栽培講習会が開催され、荷傷みの少ない夏ニラ栽培方法を確認しました。
1 ねらいと背景
甘楽富岡地区では、荷傷みの軽減による市場評価の向上を目指して、夏ニラの栽培が始まる前に栽培講習会を開催しました。
2 取り組み内容
平成31年4月12日にニラ栽培講習会が開催され、農協からは販売状況、種苗メーカーからは品種特性などが情報提供されました。当センターからは、チェックシートを活用して荷傷みを軽減する管理について講習しました。また、現状に対するアンケート調査の結果、最新の調製機の視察結果、冬ニラでのマルチ定植栽培試験の結果や荷傷み試験結果などを情報提供するとともに、予冷温度などに関するアンケートを実施しました。
3 今後の方向
荷傷みの軽減に向け、調製作業、保管温度や出荷方法などとの関係性について調査・検討を進めていきます。また、夏場の高温乾燥による生育不良に対応するため、先進県で行われている定植時からマルチ栽培にする方法などが産地導入できないか検討を進めていきます。
チェックシートを確認する生産者
マルチ定植栽培試験ほ場の様子