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5月 タマネギ立毛共進会の開催~栽培技術向上、経営発展を目指して~

更新日:2019年8月14日 印刷ページ表示

要旨

 5月2日にJA甘楽富岡玉葱生産部会では、立毛共進会を開催し、ほ場の巡回審査を行いました。当産地では、べと病対策に重点的に取り組んでおり、越年罹病株、二次感染株ともほとんどみられず、収穫、出荷に向けて着実に管理が進められていました。

1 ねらいと背景

 甘楽富岡地区ではタマネギの栽培(群馬県特別栽培農産物)が盛んです。JA甘楽富岡玉葱生産部会では栽培技術向上、経営発展のため、タマネギの立毛共進会を開催しています。また、部会の各支部のほ場を巡回審査することで、支部間の情報共有も図っています。

2 取り組み内容

 この共進会では、部会の各支部から計7点のほ場が出品され、部会役員、全農ぐんま職員、JA職員および農業指導センター職員により、巡回審査し、3点の入賞ほ場を選出しました。今作では当初、生育がやや不良でしたが審査時には生育の回復がみられ、今後の玉肥大に期待を持つことができました。また、農業指導センターでは、べと病予防に向けてJAと連携し、防除資料の配布、JA購買部での資料の掲示等により、越年罹病株の抜き取り等対策を呼び掛けてきました。今回の出品ほ場では、べと病の株はほとんどみられず、除草状態もよく、収穫、出荷に向けて着実な管理が進められていました。なお、現在のところ、産地全体を含めて、べと病の発生が少ない状況であり、本病への対策意識の高まりがみられています。

3 今後の方向

 今後、タマネギ貯蔵時の腐敗対策を支援し、出荷の安定を図ります。また、生産規模拡大に向けて機械化支援に取り組む予定です。

立毛共進会巡回審査写真
立毛共進会巡回審査

立毛共進会1等ほ場写真
立毛共進会1等ほ場

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