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7月 タマネギ特別栽培講習会を開催

更新日:2021年2月17日 印刷ページ表示

異常気象に負けないタマネギの安定生産に向けて

要約

7月8日にJA甘楽富岡玉葱生産部の特別栽培講習会において、異常気象に対応した栽培技術について情報提供しました。

1 ねらいと背景

 甘楽富岡地区では、群馬県特別栽培農産物に認定されたタマネギを栽培しています。令和2年産タマネギは、育苗期の病虫害や台風による被害のため定植面積が少ない中、4~5月に好天に恵まれたため球肥大も良く、単収が向上した生産者もいました。そこで、今後の異常気象に対応した栽培技術を考えてもらう機会として、講習会を開催しました。

2 取り組み内容

 新型コロナウィルス感染症拡大防止の影響を受け、早生・中生系統の各目揃会は中止となりましたが、本講習会は安全対策を行った上で午前・午後に分けて開催しました。大雨が降る中、生産者延べ31名の参加がありました。講習会では、近年の気象状況から問題となった病害虫対策への指導と、次作の育苗初期管理の見直しについて提案しました。
参加者からは、病害が発生した場合における緑肥の品種選定やトンネル育苗時の資材選定などについて質問があり、品質向上などへの関心の高さがうかがわれました。

3 今後の方向

 今後、実証ほにより品質調査や腐敗に関わる調査を実施し、タマネギ貯蔵時の腐敗対策について対策指導するとともに、出荷物の品質安定を図ります。
また、ここ数年機械化をすすめた大規模農家に対し、効果検証を行います。

講義風景の写真
講義風景

質疑応答の写真
質疑応答

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