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9月 先輩農家の畑を「見て歩こう会」を開催

更新日:2021年2月17日 印刷ページ表示

要約

 富岡地区農業指導センターでは、9月15日に群馬県農業経営士協議会甘楽富岡支部との共催で、新規就農者を対象とした現地研修会を開催しました。

1 ねらいと背景

 新規就農、参入後、5年以内の就農者を対象に、農業の少し先輩たちが実践している「年間の作物の組み合わせ」、「新たな作物の導入」、「作業」等の工夫や改善について、栽培現場で見聞し学習する事により、今後の農業経営の実践、改善、向上に役立てるとともに、参加者相互の交流のきっかけづくりを目的に開催しました。

2 取り組み内容

 当日は、新規就農者8名、農業農村リーダー3名、市町村、JA職員6名が参加しました。見て歩き1カ所目は、配偶者の親元で就農し11年目となるF氏(露地ナス、コンニャク、タラノメ)の経営です。ここでは、F氏の就農後の経営の変遷や、年間の栽培スケジュール、ナスの仕立て方等について見聞しました。参加者からは、土づくりや肥料の種類、防除の仕方等、様々な質疑応答がされました。2カ所目は、県外から移住し、1年間の農業研修を経て就農したK氏(露地ナス、長ネギ)の経営を見て歩きました。K氏からは、就農1年目の研修で学んだ技術を忠実に実践することに努めた結果、まずまずの成果が得られ、今後の農業の継続に手応えを感じたことや、研修受け入れ農家やJA青年部等の繋がりにより、相談できる身近な先輩や仲間がいることが何よりも心の支えとなっている、といった話を聞き、基本的技術の修得と実践に加え、人との繋がりを築くことの大切さを学ぶことができました。参加者からは、次回の開催を求める声もあり、充実した研修会となりました。

3 今後の方向

 新型コロナウイルス感染防止のため、開催方法の工夫が必要となりますが、次回は現地での研修後、新規就農者の取り組みと抱える課題等について意見交換等を行う時間を設けるなど、さらに充実した新規就農者の支援に務めます。

ほ場見学の様子1画像
ほ場見学の様子1

ほ場見学の様子2画像
ほ場見学の様子2

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