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10月 農業・農村男女共同参画講演会を開催
要約
富岡地区農業指導センターでは、甘楽・富岡農村女性会議と共催で農業・農村男女共同参画講演会を開催しました。本講演会では、群馬県名誉農村生活アドバイザーの保坂洋子氏を講師に招き、これまでの活動についてお話いただきました。
1 ねらいと背景
農業就業人口に占める女性の割合は約半数を占めており、女性農業者も農業の担い手として重要な役割を果たしています。農業指導センターでは、甘楽・富岡農村女性会議と連携しながら、ぐんま農業・農村男女共同参画行動計画に基づき、農村女性の地位向上と男女共同参画を推進し、活力ある地域農業・農村の発展に寄付することを目的として活動しています。今回は、県内で活躍する農村女性の経営参画・社会参画の事例を学び、管内農村女性の更なる意識の向上と社会参画の実現に向けて講演会を開催しました。
2 取り組み内容
講演会は10月16日(金曜日)に、「地元農産物を多くの方へ届けたい私のこれまでの歩み」と題し、群馬県名誉農村生活アドバイザーの保坂洋子氏を講師に招き、開催しました。当日は、関越自動車道赤城高原サービスエリアの農産物直売所で地元農産物の販売活動、農産加工による商品の付加価値化の取り組み等、当時の心境も交えながら講演していただきました。
また、これまでの活動は家族経営協定を結んだおかげでもあるとし、保坂家の家族経営協定内容や締結のきっかけ等を話していただき、家族経営協定締結・再締結の助言をいただきました。これに対し参加者も「家族経営協定の重要性が分かった。」「仕事の役割がはっきりしているのでトラブルが少なく良い生活環境だと思う。」と改めて協定締結のメリットについて学ぶことができました。
3 今後の方向
今後も、甘楽・富岡農村女性会議と連携しながら学習会等の機会を設け、経営及び社会参画に対する意識を高め、様々な場面で参画できる女性農業者の育成に努めます。
講演の様子
加工品の紹介の様子