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11月 技術向上学習会を開催
災害時にも使える簡単パック料理の学習
要約
富岡生活研究グループ連絡協議会とかぶら農村生活アドバイザーの会を対象に、技術向上学習会を開催しました。学習会では、「災害時にも使える簡単パック料理」を学びました。
1 ねらいと背景
富岡生活研究グループ連絡協議会はグループ活動で習得した知恵と技術を活かして、食育の推進や消費者との交流活動、農産物の付加価値を高める活動をしています。その活動の中で、富岡市食育推進委員会が開催している食育講座において、食育推進を図るために毎年講師を勤めています。しかし、今年は新型コロナウイルス感染症の影響により開催が中止となったため、今後の食育活動に活かすことを目的にかぶら農村生活アドバイザーの会と合同でパック料理を学ぶ技術向上学習会を開催しました。
2 取り組み内容
学習会は11月18日(水曜日)に「災害時にも使える簡単パック料理実習」と題し、名誉農村生活アドバイザーの阿久澤千代氏を講師に招き、開催しました。参加者は富岡生活研究グループ連絡協議会役員とかぶら農村生活アドバイザーの会会員の14名が参加しました。当日は、耐熱性のあるポリ袋に食材を入れ、沸騰した湯で加熱調理するパック料理についての説明と加熱する湯は繰り返し使うことができるため、水が不足する災害時にも役立てられること、袋の中で調理するため、食材の栄養価を逃がさない等のパック料理のメリットについてお話いただきました。その後、その調理法を活かし、ごはん、カレー、オムレツ、ひじき煮、リンゴと甘酒のケーキの調理実習を行いました。今回の学習会によりこれからの食育活動に向けた新たな技術を習得することができました。
3 今後の方向
今回学んだ調理技術を今後の食育講座に活かせるように支援して行きます。
技術向上学習会の様子
加熱後の料理