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5月 丹生湖生産組合で薬用作物の試験栽培を開始

更新日:2021年2月18日 印刷ページ表示

トウキ定植作業

要約

 丹生湖生産組合は新たな取り組みとして薬用作物の「トウキ」の試験栽培を行うこととなり、今回はトウキの定植作業を行いました。

1 ねらいと背景

 丹生湖生産組合は富岡市丹生地区で地域の田畑を地域で守ることを目的として、令和元年7月9日に10名の構成員で設立されました。昨年度はドローンによる農薬散布を試験的に実施しましたが、今年度は新たな取り組みとして薬用作物「トウキ」の試験栽培を行うこととなり、今回は定植作業が行われました。

2 取り組み内容

 昨年6月の組合設立準備会の際に当センターからトウキを紹介したところ興味を持ち、1月21日に昭和村を視察、3月11日に栽培講習会を行ったことで、生産組合の収益の多角化を図り経営を安定させるために導入する価値があると考えるようになり、まずは試験栽培を行うこととなった。試験栽培を行うまではほ場の準備指導や株式会社ツムラとの連絡調整を行い、4月27日にトウキの定植作業には構成員10名および株式会社ツムラの担当者1名が出席しました。ほ場の約5aほどを使用し、他産地で育成された苗を株式会社ツムラ並びに当センターで定植目安の苗の太さや長さおよび定植方法を指導して定植作業を行いました。

3 今後の方向

 トウキは株式会社ツムラとの契約栽培となるため担当者と連絡を密に取るとともに、丹生湖生産組合に対して適期に管理作業等が行えるよう指導します。

定植作業の様子画像
定植作業の様子

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