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7月 タマネギ特別栽培講習会を開催しました

更新日:2022年2月18日 印刷ページ表示

病害虫対策を徹底したタマネギ安定生産に向けて

要約

 当管内では、化学合成農薬の使用回数と化学肥料の窒素使用量を慣行栽培に比べて半分以下にした「特別栽培農産物」の認証を受けたタマネギ生産が行われています。そこで、JA甘楽富岡玉葱生産部が特別栽培タマネギに関する説明会を開催し、近年多発している病害虫について防除対策を指導しました。

1 ねらいと背景

 甘楽富岡地区では特別栽培タマネギの栽培が盛んに行われていますが、化学合成農薬の使用回数が慣行栽培の半分以下となっていることから生産者は病害虫防除に大変苦労して栽培しています。そこで、当センターが講師となり、育苗から収穫期の病害虫対策について講習会を開催しました。

2 取り組み内容

 特別栽培の栽培講習会は、新型コロナウイルス感染症対策を行った上で午前と午後に分けて開催し、合計16名の生産者が参加しました。当センターからは、今年度発生が多かった病害虫対策やほ場の排水対策について、全農ぐんまからは市場情勢や販売状況について説明がありました。生産者からはネギアザミウマ防除に関する質問があり、ほ場の雑草防除や育苗時からのトンネル被覆等について指導しました。

3 今後の方向

 今年度は、実証ほで収穫時期が結球重や腐敗に及ぼす影響を調査しており、タマネギ適期収穫による腐敗軽減について現地指導に活用します。また、べと病対策として、緑肥試験も実施しており、ほ場条件を改善することで生産者の労力軽減やたまねぎ品質安定を目指します。

タマネギ特別栽培講習会1画像
タマネギ特別栽培講習会1

タマネギ特別栽培講習会2画像
タマネギ特別栽培講習会2

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