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8月 オクラの各種講習会を開催

更新日:2022年2月18日 印刷ページ表示

ほ場巡回・意見交換で日々の管理を改善する

要約

 令和3年7月7日にJA甘楽富岡オクラ生産部で現地栽培講習会を、7月20日に目揃え会を行いました。

1 ねらいと背景

 甘楽富岡地域のオクラ生産者(JA甘楽富岡オクラ生産部約25名)はほ場が点在し技術交流する機会が少ないため、平成25年頃から7~9月にかけて毎月現地栽培講習会や目揃え会を行い、異常気象などによる栽培技術の見直しを含めた技術の平準化を図っています。

2 取り組み内容

 7月7日に甘楽町内のオクラ生産部員ほ場で、生産者13名が集まり現地栽培講習会を行いました。まず、当センターから近年の気象変化に応じた栽培管理について説明しました。オクラの収量向上のためには、草勢に応じた施肥が重要となります。近年、夏期が高温乾燥傾向であるため、今まで以上に展開葉の形状変化を判断して追肥と葉かきを調整するよう指導しました。また、害虫が発生しやすい時期の予防と病害の診断方法、防除資材の選択など「病害虫をほ場で増やさない」対策を話し合いました。
7月20日の目揃え会は、甘楽町と富岡市妙義地区の出荷場2ヶ所で行い、生産者16名が集まりました。JAから出荷物の注意点(目揃い)と、近年の価格低迷から期待される「バラ出荷」の説明がありました。当センターは現地講習会で意見が多かった発芽不良及び土壌病害対策について図表を交えて説明しました。
生産者からは「現地講習会は管理のよいほ場だけでなく失敗したほ場も見て技術改善につなげたい」「現地と屋内講習(目揃え会)両方で学べるので安心する」などの意見がありました。

3 今後の方向

 引き続き、8月、9月に現地栽培講習会を行うほか、2月下旬頃新規栽培希望者向け講習会を行い、甘楽富岡地域のオクラ品質と収量向上に向けて支援します。

現地講習会画像
現地講習会

目揃え会画像
目揃え会

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