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10月 農業・農村男女共同参画講演会を開催しました

更新日:2022年2月18日 印刷ページ表示

食生活から見る男女共同参画を学ぶ

要約

 富岡地区農業指導センターでは、甘楽・富岡農村女性会議と共催で農業・農村男女共同参画講演会を開催しました。本講演会では、群馬大学名誉教授の高橋久仁子氏を講師に食生活の中のジェンダー問題についてリモートでお話いただきました。

1 ねらいと背景

 農業就業人口に占める女性の割合は約半数を占めており、女性農業者も農業の担い手として重要な役割を果たしています。当センターでは、甘楽・富岡農村女性会議と連携しながら、活力ある地域農業・農村の実現を目的に、農村女性の地位向上と男女共同参画を推進しています。その中で、管内農業者の意識向上と地域全体で男女共同参画を推進するため、毎年講演会を開催しています。

2 取り組み内容

 10月5日(火曜日)に、「食生活を惑わすジェンダー」と題し、群馬大学名誉教授の高橋久仁子氏を講師に講演会を開催しました。また、新型コロナウイルス感染症対策として、Web会議サービスのzoomを利用し、講師のオフィスから講演していただきました。講演では、良好な食生活を阻害する要因の1つにジェンダー問題があり、食事の準備などは母親が行う風潮が今も根強く残っていることや、家族の健康管理は女性が多くを担っていることを説明していただきました。最後に、性別問わずに健康管理をしていくために食生活の運営主体は自分自身で行うことが大事とお話いただきました。参加者からは「家に帰って今日の話を家族にしたい」「これからの生活の中に役立てて行きたい」等の感想があり、男女共同参画の意識向上に繋げることができました。

3 今後の方向

 今後も、甘楽・富岡農村女性会議と連携しながら学習会等の機会を設け、男女共同参画に対する意識の向上と、様々な場面で活躍できる女性農業者の育成に努めます。

講演会(開会)画像
講演会(開会)

講演会(講演)画像
講演会(講演)

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