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11月 イチゴ若手生産者合同研修会

更新日:2022年2月18日 印刷ページ表示

地区の垣根を越え、イチゴ産地を盛り上げる

要約

 西部農業事務所管内のイチゴ若手生産者を対象に、第2回合同研修会を開催しました。育苗から本ぽにおける管理を学ぶとともに、富岡地区のイチゴ若手生産者の栽培状況を紹介し、生産者それぞれの技術向上や交流の場としました。

1 ねらいと背景

 イチゴ若手生産者合同研修会は、今年度はじめて開催するものです。8月の第1回合同研修会では、西部地域のイチゴ若手生産者が育苗の重要さを学ぶとともに、地域を越えたつながりが出来ました。9月にイチゴ苗の花芽検鏡を行い、定植が完了したこの時期に今後の管理技術を学ぶことで、地域全体でさらなる収量向上を目指すため、第2回研修会を開催しました。

2 取り組み内容

 令和3年10月18日に富岡地区を会場に、生産者12名(富岡地区5名)が参集し標記研修会を行いました。座学では、各地区の花芽検鏡状況も含めた今期の育苗の振り返りと、今後の本ぽでの管理について学びました。あわせて、昨年度西部3地区の担当が、定期的に現地で葉の硝酸態窒素濃度を計測して作成した生育時期毎の硝酸態窒素濃度指標を紹介し、収量向上には果房が連続して発生することが大切なため、適正な施肥やかん水、温度管理等を行うよう呼びかけました。
続いて、富岡地区の若手生産者ほ場で、「やよいひめ」では珍しい「夜冷育苗」や「電照処理」について、収穫期をずらす利点や電照の使用方法などの説明を受けました。若手生産者の多くは他地区の管理状況を見る機会が少なく、自分のハウスとは異なる管理状況に興味津々で、活発に意見交換が行われました。

3 今後の方向

 第1回育苗研修会及び第2回本ぽ研修会における講義と現地研修により、若手生産者それぞれの技術向上のきっかけとなりました。今後は、時期毎の硝酸態窒素濃度の測定結果を共有し、さらなる収量向上に向けた管理技術の改善につなげます。

研修会(座学)画像
研修会(座学)

研修会(現地)画像
研修会(現地)

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