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1月 「南牧加工研究会」試作研究会を開催
更新日:2022年2月18日
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柚子を使用した新たな製品づくり
要約
南牧村の道の駅で加工販売活動をしている「南牧加工研究会」のメンバーを対象に、村内産の柚子を使用した加工品を試作しました。
1 ねらいと背景
富岡地区農業指導センターでは、南牧村の農業振興を図るため、道の駅「オアシスなんもく」で販売する新しい農産物加工品の開発を支援しています。
道の駅で加工販売を行っている南牧加工研究会は、柚子の生産と加工を行っている農業者から、搾汁後の柚子を譲り受けています。しかし、会員が高齢化し、手の込んだ加工品製造が難しくなっているため、製造工程が簡易な柚子の皮を利用した加工品開発を目的に、試作研究会を開催しました。
2 取り組み内容
試作研究会は12月15日(水曜日)に開催し、南牧加工研究会員3名が参加しました。今回は、柚子の皮を使用したパンと、製造工程が簡易なパウンドケーキの試作を行いました。パンは、既存商品のパン(田舎風パン)に柚子の皮を入れてアレンジしました。パウンドケーキも柚子の皮を入れ、形の違う2種類のケーキを試作しました。
また、加工研究会の新たな商品の販売に繋げるため、試作品の原価計算に基づいた価格設定の検討と、2種類のパウンドケーキのラッピングについても提案しました。
3 今後の方向
今回の試作品を道の駅で販売できるよう、引き続き支援を行っていきます。また、柚子を使用した新たな加工品を、今後も提案していきます。
研究会(試作)
研究会(試作品)