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みんなで防ごう! ミズワタクチビルケイソウ

更新日:2023年3月20日 印刷ページ表示

川底の石に繁茂したミズワタクチビルケイソウ画像

川底の石に繁茂したミズワタクチビルケイソウ

ミズワタクチビルケイソウは北米原産の付着藻類であり、本邦では九州の筑後川水系で最初に確認されて以降、国内で分布を拡大し、本県でも2018年に確認されました。

ミズワタクチビルケイソウが大量に繁殖すると、川底の石が覆いつくされてしまうために、放流したアユの定着に悪影響を与えることが明らかとなっています。

ミズワタクチビルケイソウの繁茂している漁場で釣りを行った場合は、釣り具、たも網、胴長(特にフェルト部分)にミズワタクチビルケイソウが付着し、殺藻することなく、別の河川で釣りを行うと、分布域を広げる可能性を指摘されています。

水産庁等が実施した試験により、ミズワタクチビルケイソウは以下の方法で死滅することが明らかになりました。

  1. 5%塩水に1分間以上浸ける
  2. 60℃以上のお湯に1分間以上浸ける
  3. 濃度50%以上のエタノールを吹きかける

釣りをした時には、5%塩水などを用いてこまめに殺藻し、ミズワタクチビルケイソウをこれ以上広めないようにしましょう。

詳しい殺藻方法などは水産庁が発行している以下の資料(PDF)を参考にしてください。

「塩で防げ!外来藻類 ミズワタクチビルケイソウ」(水産庁・PDF:1.61MB)<外部リンク>