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令和4年度後継者のナシづくり勉強会の開催

更新日:2023年5月2日 印刷ページ表示

要約​

 普及指導課では、前橋市内のナシ栽培経験の浅い生産者を対象に、講習会を開催しました。参加者の課題を整理し、次年度のナシ栽培に活かすとともに、将来、地域の中心となる担い手として育成することを目的としています。

1 ねらいと背景

 前橋市のナシ栽培は、大島地区を中心とする「大島梨」の栽培が盛んですが、生産者の高齢化や後継者不足が課題であり、今後数年の間にナシ栽培面積が減少していくことが懸念されます。そのような中、新規就農や定年帰農などでナシ栽培を始め、まだ栽培経験の浅い生産者を対象にナシづくり勉強会を開催して、自身の経営上の課題等を整理し、技術と知識を高めながら、将来、地域の中心となってナシ栽培を行えるよう育成することが求められています。

2 取り組み内容

 全5回のナシづくり勉強会では、令和4年度のナシ生産の反省や、参加者一人ひとりの課題整理、ほ場点検巡回、凍霜害対策等について講習会を行いました。各管理技術講習はJA部会主催で開催しているため、ナシづくり勉強会では参加者個人の課題を整理し、解決に向けた支援や助言を行うことでナシ経営に活かしていただくこととしました。特に栽培期間中に問題となったハダニや赤星病などの病害虫のほか、品種による果肉障害について関心が高く寄せられました。各回ともに積極的に質問等が出され、参加者同士の意見交換を交えながら有意義な講習会となりました。

3 今後の方向

 令和5年度は若手新規就農者や、新規参入する法人をメンバーとして迎え、引き続き勉強会を開催していく予定です。そして「前橋のナシ」の産地力を維持しながら、将来のナシづくりの中心として活躍できる人材育成につなげていきます。

令和4年度後継者のナシづくり勉強会の開催の写真

第1回目「本年のナシ生産について」講座の様子

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