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トマトキバガの発生が国内で確認されています

掲載日:2022年5月9日 印刷ページ表示

海外で分布していたトマトキバガの発生が国内で確認され、分布を広げています。

令和3年10月に熊本県のトマトで国内最初の発生が確認され、12月には宮崎県のトマトでも発生が確認されました。年が明けて、令和4年3月に鹿児島県のピーマンほ場周辺、大分県、福岡県のトマトほ場周辺、長崎県のバレイショほ場周辺に設置したトラップで確認されました。

その後、4月に愛媛県のトマト施設周辺、5月には和歌山県のミニトマト施設周辺に設置したトラップでも確認されました。

令和4年6月現在、群馬県では確認されていません。しかし、今後県内へ侵入する可能性があります。
疑いのある症状やトマトキバガに似た害虫を発見したら農業技術センターまたはお近くの普及指導機関までお知らせください。
トマトキバガに似た害虫や被害を発見したら(連絡先はこちら)

1 寄主植物

トマト、ナス、ジャガイモ、ピーマン等のナス科植物の茎葉
インゲンマメの茎葉
ただし、トマト等は果実にも被害が見られます。

図1はトマトキバガによるトマトの葉の被害の画像
図1 トマトの葉の被害(写真提供・熊本県病害虫防除所)

図2はトマトキバガによるトマトの果実の被害の画像
図2 トマトの果実の被害(写真提供・熊本県病害虫防除所)

図3はトマト果実へのトマトキバガ幼虫の食入の画像
図3 トマト果実への幼虫の食入(写真提供・熊本県病害虫防除所)

2 トマトキバガの特徴

(1)成虫

静止時の体長は約5ミリメートル。翅(はね)は灰褐色で黒色斑が散在します。
下唇髭(ひげ)は発達して牙状となり上方に湾曲します。

図4はトマトキバガ成虫の画像
図4 トマトキバガ成虫:体長約5ミリメートル(写真提供・熊本県病害虫防除所)

(2)幼虫

老齢幼虫の体長は約8ミリメートル。体色は乳白色~薄緑白色でやや桃色がかっています。
前胸の背面(頭部の後)に狭い黒色横帯があります。

図5はトマトキバガ幼虫の画像
図5 トマトキバガ幼虫(写真提供・熊本県病害虫防除所)

3 分布

これまで南米大陸で発生していることが確認されていましたが、平成18年にスペインで確認された後、ヨーロッパ、アフリカ、中央アメリカ、西アジア、アラビア半島、インド、ネパール、東南アジアに分布を拡大し、令和3年5月までに台湾、中国、中央アジア等の近隣諸国でも確認されています。
国内では令和3年10月に発生が初確認されました。

※写真の無断転載は厳禁とします。

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