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ヤマメ親魚放流の調査を行っています!
更新日:2021年6月17日
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近年、新しい渓流魚の増殖手法である親魚放流が開発され、普及が進んでいます。親魚放流とは、渓流魚の産卵期に成熟した養殖魚を放流し、放流した場所で養殖魚に自発的に産卵させる方法です。群馬県内でも親魚放流を行う漁業協同組合がでてきています。
川場養魚センターでは、親魚放流の効果実証試験を日本釣振興会群馬県支部と共同で行っています。昨年の秋に川場養魚センターで成熟したヤマメを神流川(上野村)の支流に放流しました。現在は今年の春に生まれた親魚放流由来のヤマメ稚魚を定期的に捕獲し、生残尾数や成長の早さなどをモニタリングしています(写真1)。
親魚放流を行った河川で捕獲したヤマメ稚魚