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水産試験場が科研費補助金の申請機関に指定されました!
更新日:2011年3月1日
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水産試験場が、平成18年8月30日付けで文部科学大臣から科学研究費(科研費)補助金制度における研究機関として指定されました。
1.科学研究費(科研費)について
科研費補助金は、競争的研究資金の代表格であり、基礎から応用までのあらゆる分野の独創的・先駆的な研究を格段に発展させることを目的とし、専門家による評価・審査を経て、自発的な研究に対して助成されます。
2.機関指定を受ける主な要件
指定に際しては、研究者の20%以上が過去1年間に原著論文を査読のある学会誌などに掲載していること、一人当たりの研究費が年間36万円以上であることなどの基準があります。
水産試験場では、任期付き研究員を中心とした人材活用、衛生環境研究所などとの共同研究の推進などによるレベルアップを図るとともに、職員が一丸となってこれらの基準を満たしました。
3.指定の状況について
地方公共団体が設置する機関の水産試験場としては、北海道立水産孵化場(平成18年6月指定)に次いで全国で2ヶ所目、本県機関では、ぐんま天文台(平成14年指定)、衛生環境研究所(平成16年指定)に次ぎ3ヶ所目の機関指定となります。
4.今後の取り組み
今後も引き続き、研究員の大学院社会人入学などによる人材育成や産学官連携を通して研究の活性化を図り、科研費を含めた外部資金を大いに活用して、本県水産業の振興に役立つ研究成果を創出していきます。