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暮らしの中の計量相談窓口
1.目的
計量検定所内に「暮らしの中の計量相談窓口」を開設し、県民の皆さんからの商品の量目や家庭用計量器の精度など、計量に関する相談に応じています。
2.相談の受付方法
- 受付日時
平日の午前9時から午後4時までとします。 - 受付方法
相談は来所・電話・Fax等で受付けます。
※来所での相談の際は、事前に電話で御連絡ください。 - 対応方法
原則として、相談は無料とし、即日対応いたします。ただし、計量器の検査等結果書を必要とする場合は、依頼検査として所定の手数料を納付していただく場合があります。
3.過去の相談から
(質問1)
最近新車を購入しましたが、そのとき営業マンに「サービスに燃料を20リットル入れておきました。」と言われ、数10キロメートル試運転した後、スタンドに行って「満タン」で給油したところ、予想外の燃料が入りました。そのガソリンスタンドの計量器は狂っていませんか?
(答え1)
相談のあった当該スタンドへ立入検査を実施し、給油速度の最大で10リットル、その約10分の1の速さで5リットルを、1回ずつ計量して検査を行いましたが、それぞれ「定められた合格範囲内」でした。
なお、ガソリンスタンドの計量器は、計量法で7年の有効期間が定められており、有効期間満了時の検査(特定計量器の検定)における合格範囲は±0.5%、有効期間内の検査(立入検査)における合格範囲は±1%となっています。
(質問2)
内容量表記のあるパック入りの「マグロの刺身」を購入したところ、刺身の下に白いスポンジ製の敷物、緑色のビニール、プラスチックの花、それにパックされた「醤油とわさび」が付いていました。このような「マグロ」以外のものも内容量に含まれるのですか?
(答え2)
「マグロ」以外のものは風袋(ふうたい)といって、商品の内容量には含まれません。
相談のケースでは、トレイやビニールなどの容器、敷物、醤油やわさびなど、風袋の重さを引いた「マグロ」本体の内容量を表記し、販売する必要があります。