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わらび峠地区(中之条町)
更新日:2023年6月12日
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地すべり区域における地域の安全確保
わらび峠地区(わらびとうげ)・中之条町
県管理である地すべり指定地の地すべり挙動の調査を実施します。
- 地域住民との共同監視体制を強化し、平時、緊急時の早期地すべり挙動の把握に努めます。
- 地すべり施設長寿命化計画に基づく、施設の長寿命化対策を実施します。
目的
本地区は、中之条町上沢渡地内の標高800メートル程度の緩傾斜地に位置し、大正時代から降雨による湧水、地割れなどの現象が確認されていましたが、平成10年8月末の台風4号及び平成11年8月の降雨並びに平成23年9月の台風12号豪雨を起因とした地すべりが発生しました。
このため、県では、平成13年3月に14.1ヘクタールを地すべり防止区域に指定し、1期対策として平成14年度から平成18年度までに県営地すべり対策事業で実施。2期対策として平成25年度から平成30年度までに県営農村地域防災減災事業で実施して、2期対策の実施年度内の挙動調査結果により、対策の概成(がいせい)を確認しています。(概成とは、完成として事業を終了せずに、監視を継続すること)
今後は、地すべり区域の挙動調査を継続的に実施するとともに、地域住民との共同監視体制を強化し、地すべり防止区域内の人命や農地・農業用施設の安全確保を図ります。
概要
項目 | 内容 |
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事業名 | 地すべり防止区域保全対策事業 |
受益面積 | 14.1ヘクタール |
監視内容 |
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