ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 健康福祉部 > 感染症・疾病対策課 > 麻しん・風しん対策

本文

麻しん・風しん対策

更新日:2023年8月31日 印刷ページ表示

風しん抗体検査・予防接種

 県では、先天性風しん症候群の発生の防止及び風しんのまん延防止のために、平成26年度から風しん抗体検査費用の助成を行っています。
 対象者は、県内に住所を有する方で、妊娠を希望する女性とその同居者及び風しんの抗体価が低い妊婦の同居者です。
 詳細は群馬県風しん抗体検査事業のページをご覧ください。
 これまでに風しんの予防接種を無料で受ける機会がなかった世代の男性を中心とした風しんの流行を受け、令和元年度から令和6年度まで、該当者は無料で検査・予防接種種を受けられるようになりました。(風しんの追加的対策)
 詳細は成人男性に対する風しんの抗体検査・予防接種の無料化についてをご覧ください。

流行性疾患患者通報業務(麻しん・風しん疑い通報)

 県では、麻しん風しんのまん延を防止するため、麻しん風しん疑い患者の発生を早期に把握する事業を実施しています。
 詳細は流行性疾患患者通報業務のページをご覧ください。

麻しん・風しん対策会議

 「麻しんに関する特定感染症予防指針」(平成19年12月28日付け厚生労働省告示第442号最終改正平成31年)及び「風しんに関する特定感染症予防指針」(平成26年3月28日付け厚生労働省告示第122号最終改正最終改正平成29年)に基づき、群馬県麻しん・風しん対策会議が設置されています。

目的:麻しん及び風しんのまん延防止のために関係機関の連携を強化し、積極的な取り組みを図ることで、県民の健康を守ることを目的とする。

委員:県、市町村、医師会、学校、労働関係の関係者等

所掌事務

  1. 麻しん及び風しんについての正しい知識の普及
  2. 95%以上の定期予防接種率の達成とその維持のための対策
  3. 積極的な感受性者対策及び任意接種の推奨
  4. 麻しん及び風しん発生時の公衆衛生対策の検証
  5. 麻しん及び風しん排除とその維持に向けた活動方針の決定、実施市町村等への支援、評価、提言

令和5年度群馬県麻しん・風しん対策会議

概要

日時:令和5年7月12日(水曜日)18時30分~20時00分
形式:Web会議
出席者:委員12名、事務局6名 計18名

議事

麻しん及び風しんの発生動向について

麻しん・風しんの特徴、患者報告数の推移、成人男性に対する風しんの追加的対策について、事務局から説明。

小児に対する第1期・第2期定期予防接種の実施状況について

令和4年度における第1期(満1歳以上2歳未満の児)、第2期(5歳以上7歳未満で、次年度に小学校へ入学する児)の定期予防接種率、市町村における接種率変化の原因として考えられる理由、について事務局から報告。

各機関の取り組み状況

各委員から所属における令和4年度の取組と令和5年度の取組予定について報告。

令和5年度群馬県麻しん・風しん対策会議の取り組み

麻しん・風しん対策会議の所掌事務に沿って、事務局から今年度の取組を提案した。一部修正の上、以下のとおり取り組むこととした。

  1. 第1期・第2期定期予防接種について、県平均県平均95%以上の接種率を維持する。
    • 接種率の低い市町村に対する支援、助言
    • 未接種者に対する勧奨の強化
  2. 成人男性に対する「風しんの追加的対策」を推進し、県平均で対象者の受検率40%以上、うち陰性(予防接種対象)者のワクチン接種率95%以上をめざす。
    • 対象者に対する事業周知
    • 予防接種対象者のうち未接種者に対する勧奨の強化
    • 産業医の協力、企業や対象の所属団体の協力を得る
  3. 抗体検査・任意接種の啓発を強化する。
    • 医療関係者、児童福祉施設等職員、学校等職員、海外渡航者、公共交通機関、観光業関係者に対する予防啓発
    • 妊娠希望女性及びその周囲の者に対する風しん任意接種の啓発強化
  4. 平常時から患者発生に備える。患者発生時は迅速に対応する。
    • 疑い段階からの情報収集、関係機関連携(情報共有)
    • 遺伝子検査による確実な診断
    • 麻しん患者発生時の感染拡大防止措置の強化(感染拡大防止のため、必要な限度で、患者が感染性のある時期に立ち寄った場所等の公表・医師会等への迅速な情報提供を実施)
資料
令和5年度群馬県麻しん・風しん対策会議資料(PDF:2.3MB)