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第16回群馬県がん対策推進協議会議事録

更新日:2019年3月1日 印刷ページ表示
  • 日時:平成31年2月7日(木曜日)18時30分~19時15分
  • 場所:群馬県庁舎7階 審議会室(群馬県前橋市大手町1-1-1)
  • 参加者:群馬県がん対策推進協議会委員16名(代理出席4名)県健康福祉部部長、健康福祉部副部長、保健予防課長ほか関係課長等 9名(代理出席1名)

《配付資料》

  • 資料1 第2期「群馬県がん対策推進計画」最終評価(案)
  • 資料2-1 群馬県がん対策推進計画の進捗管理について
  • 資料2-2 第3期群馬県がん対策推進計画進捗管理指標(案)
  • 資料2-3 第3期「群馬県がん対策推進計画」
  • 資料3 来年度以降のがん対策推進協議会の構成について
  • 資料4 群馬県がん対策推進協議会の今後の予定について
  • 参考資料1 がん診療連携拠点病院の整備に関する指針の見直しについて
  • 参考資料2 患者体験調査について

会議内容

1 開会

 開会

2 あいさつ

 群馬県健康福祉部長 川原 武男
 群馬県がん対策推進協議会長 須藤 英仁

3 議事

事務局が議案資料に基づき説明を行った。

  1. 第2期「群馬県がん対策推進計画」最終評価案について
  2. 第3期「群馬県がん対策推進計画」進捗管理指標案について
  3. 来年度以降の群馬県がん対策推進協議会の構成について
  4. 群馬県がん対策推進協議会の今後の開催予定について

主な意見・質疑の概要

第2期「群馬県がん対策推進計画」最終評価案について

(委員)

  • 死亡率の減少ということで、当初目標は20%減少だった。わずかに届かず19.9%の減少だったが、当初の20%減という目標もおおまかに「このくらい減ってくれたら良いのではないか」というものだったので、ほぼ達成したとみて良いのではないかと思う。
  • 数字に表れないが、患者支援センターの整備やピアサポーターの援助、緩和ケアの充実など、患者さんのQOLはかなり上がったのではないか。
  • 検診受診率は目標を達成したのは肺がんだけだったが、当初に比べれば、がん検診受診率は向上した。各市町村の努力があると思う。
  • 今後の課題は「たばこ対策」。未成年者で喫煙しているのではないか。未成年者の喫煙ということを考えると、県教育委員会の取組みの必要性が大きい。
  • 県だけの取組みだけではなく、関係機関との連携も出来てきたのではないか。

(委員)

  • たばこに関して、県庁をまず禁煙にすることから。今度の健康増進法の改正に際してはいかがか。

(事務局)

  • 県庁舎やその他の県有施設については、保健予防課と関係機関において、会議を設けて検討している。原則敷地内禁煙となる。

(委員)

  • 前向きにやっていければ。
  • 他に意見がなければ、この案については了承いただいたということでよろしいか。

(委員)

  • 異議なし。
第3期「群馬県がん対策推進計画」進捗管理指標案について

(委員)

  • がん登録は世界的に見ても有数の精度で届出されているので、がん登録から出てくる資料も正確な資料であると考えられる。

(委員)

  • がん登録が進むということは、計画の評価をするに当たっての基本であると考えている。がん登録が進んでいるということはいろいろな政策を進めていくにあたり良いと思う。
  • がん専門薬剤師についてはいかがか。

(委員)

  • 病院薬剤師と共同して薬局薬剤師でも徐々に研修を受けて認定をとっている。ただまだ一桁(の認定にとどまっている)。今後は対策が必要。

(委員)

  • たとえばパラメディカルに対する教育も群馬県は少し遅れている気がする。もう少し積極的な協力体制をとりたい。

(委員)

  • 看護協会では、毎年研修を重ねている。アンケート結果からも、もう少し回数を増やして欲しいというような意見もある。できる範囲内で研修を行ってはいるが、少ないと意見があれば、今後課題として考えていきたい。

(委員)

  • 化学療法や放射線治療、重粒子線治療などは治療が進んでいるので、ぜひ薬剤師、看護師についても(研修を重ねて)協力できる体制を整備して欲しい。

(委員)

  • 第3期の計画の表紙にある「がんに強い地域社会の構築を目指して」について、2つの側面があり、一つは「がん予防」、もう一つが「がんになっても安心して暮らせる」ということ。ただ、がん患者さんが安心して暮らせているのか、という点についてはなかなかつかみづらい。今年度は、国立がん研究センターが実施する「患者体験調査」が実施されることになっているが、県として、がん患者さんが安心して暮らせているのか把握できるような調査をやっていくことが大事ではないかと考える。

(委員)

  • 患者の声を集める、ということについては、研修を受講したピアサポーターの集まりである「ピアサポぐんま」で収集したものは県に提供したいと思う。

(委員)

  • 他に意見がなければ、第3期「群馬県がん対策推進計画」進捗管理指標については、案のとおり了承いただいたこととしたい。
来年度以降の群馬県がん対策推進協議会の構成について

特に意見なし

群馬県がん対策推進協議会の今後の開催予定について

特に意見なし

4 報告事項

がん診療連携拠点病院等の整備に関する指針の見直しについて

(委員)

  • 「がん医療圏」の解釈はどういった解釈をするのか。

(事務局)

  • 「二次医療圏に1箇所」という要件が「がん医療圏に1箇所」に変わった。群馬県の場合、がん医療圏と二次医療圏は同じ意味であると解釈している。

(委員)

  • 高度型及び特例型について、県は推薦する予定はあるか。

(事務局)

  • 高度型については、要件や各病院の要望などを確認したところ、今回は要望がなかったので指定推薦はない。特例型については、指定と言うよりは、要件を満たさなくなった時暫定で指定されるもの。

(委員)

  • 地域の住民の方が安心してかかれる病院の整備ということ。指導等をよろしくお願いしたい。
患者体験調査について

(委員)

  • これは病院だけでいいのだろうか。

(委員)

  • 今、信じられないケースが続発している。地域の現場のリアリティと離れている印象がある。調査が行われること自体は良いことであるが、病院だけが対象でよいのかという疑問はある。認知症、老老介護、精神疾患、貧困これらのことが混ざり合って、検診や早期発見・早期治療がままならないまま進んでしまって、地域の民生委員やケアマネが発見するなどの事例がある。こういった事例が出てくるような調査をして欲しいと思う。

(委員)

  • 患者の調査なので、同意の取得など、さまざまな障害があるとは思うが、なるべく今の実態がでてくるような調査も必要ではないかと思う。検討をよろしくお願いしたい。

5 閉会

 閉会

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