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第2次群馬県文化振興指針-魅せる群馬の文化発信プラン-

更新日:2020年12月28日 印刷ページ表示

趣旨

 群馬県では、平成24年4月に文化に関する基本理念や文化行政の目指すべき方向を定めた「群馬県文化基本条例」(以下「条例」といいます。)を施行しました。
 その後、平成25年3月に、条例第5条に基づき、「群馬県文化振興指針」(以下「第1次指針」といいます。)を策定し、文化の振興に関する基本的な指針を定めました。
 第1次指針は平成29年度で5年の計画期間が終わることから、これまでの取組や文化を取り巻く社会的な状況の変化を振り返りつつ、今後5年間の文化情勢の変化を見据え、総合的で効果的な文化振興施策を進めるために、「第2次群馬県文化振興指針」(以下「第2次指針」といいます。)を策定するものです。

計画期間

平成30年度から平成34年度までの5年間

指針の位置づけ

 第2次指針は、文化振興施策を総合的・効果的に進めるために、文化振興の基本的な指針を定めるものと規定した条例第5条に基づくものです。
 また、「文化芸術基本法」(平成29年6月23日法律第73号)第7条の2で策定が努力義務とされている、「その地方の実情に即した文化芸術の推進に関する計画(地方文化芸術推進基本計画)」としても、第2次指針を位置づけます。

指針の構成

 第2次指針では、条例に掲げる基本理念ごとに文化関連施策を分類・整理した上で、計画期間中に特に取り組むべき施策の方向性を明らかにするため、新たに「4つの視点」(第2章)で進める「7つのプロジェクト」(第3章)を設けました。

第1章 第2次群馬県文化振興指針策定の基本的な考え方
第2章 群馬県が目指すべき文化行政の方向性
第3章 7つのプロジェクト
第4章 文化の振興に関する基本的施策
参考資料

進行管理

 第2次指針に基づき文化振興施策を進めるにあたっては、社会経済状況の変化に応じて、柔軟で適切な見直しをするとともに、「群馬県文化審議会」(条例第32条-40条)による評価を計画期間中に毎年度実施し、その結果を反映していきます。
 また、平成32年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機と捉え、特に「7つのプロジェクト」を通じて「文化県群馬」の実現を目指し、本県特有の文化の強みを発信していきます。

4つの視点

1 守り育む

 先人たちから受け継いできた文化を今後も伝えていくためには、保存・継承の取組が不可欠です。
地域による伝統文化の継承や新たな創造の支援、文化財の適切な保存・管理、そのための専門的な知識と技術をもった人材の育成など、かけがえのない文化資産を次の世代に向けて「守り育む」視点で施策を推進していきます。

2 魅せる

 本県には、地域のなかで育まれてきた文化や、世界に誇れる歴史文化遺産が数多くあります。他県にはない群馬特有の文化がもつ強みを最大限に活かすため、まだ埋もれている文化資産を含めてその魅力に磨きをかけ、価値をわかりやすく伝えられるように見せ方を工夫することで、より多くの人々に向けて「魅せる」視点で施策を推進していきます。

3 発信する

 膨大な情報が氾濫する現代社会においては、単に発信するだけでなく、情報を「見てもらう」工夫も求められます。SNSといった新たな通信技術の活用や、多言語化の取組といった発信の「方法」と、人々の興味をひくことができる「内容」の両方を充実させ、時代のニーズとターゲットに応じた多様な手法で、より多くの人々に向けて「発信する」視点で施策を推進していきます。

4 呼び込む

 文化を活用して人々のにぎわいを生むためには、実際に足を運んでもらう来訪者の目線に立った工夫が求められます。魅力的な展示や催し物の開催を通じた県立文化施設の利用促進や、観光・まちづくり関連分野との連携を通じた地域の魅力向上と交流人口の拡大を目指して、より多くの人々に向けて「呼び込む」視点で施策を推進していきます。

7つのプロジェクト

  1. 群馬の特色ある文化の活用と発信
  2. 東国文化の魅力発信
  3. 世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の保存と活用
  4. 県民芸術祭の充実と展開
  5. 県立文化施設等の発信力強化
  6. 文化を活かした地域づくり
  7. 文化活動における多様な参画の促進

指針本文

評価

参考(指針策定時の意見募集について)

 

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