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令和2年度 第1回「文化振興指針及び文化振興基金部会」「県立美術館・博物館運営検討部会」合同会議概要(指針部会:通算3回目、美博部会:通算8回目)

更新日:2021年1月5日 印刷ページ表示

1 日時

令和2年7月17日(金曜日)午後1時30分から午後4時まで

2 場所

県庁昭和庁舎 34会議室

3 出席者数

「文化振興指針及び文化振興基金部会」委員 4名
「県立美術館・博物館運営検討部会」委員 3名
県立美術館・博物館館長 5名
事務局 11名

4 議題

  1. 魅せる群馬の文化発信プラン-第2次群馬県文化振興指針-の評価について
  2. その他

5 委員の主な意見

プロジェクト01 群馬の特色ある文化の活用と発信について

  • 委員
    群馬交響楽団について、現状新型コロナウイルス感染症の影響で事業の実施が難しい状況であり、今後の入場料収入が心配である。
  • 委員
    事業のアウトカム(成果)として設定されている内容に対し、それを図る指標が適切であるかよく考える必要がある。

プロジェクト02 東国文化の魅力発信

  • 委員
    Withコロナ時代が続くとすれば、群馬県の豊かな自然の中で、東国文化や歴史文化に思いを馳せて一人で歩く、家族と歩く、友人と少人数で歩くなど、かつての古代を連想しながら歩くのはとてもいい。
    そういう意味で、群馬県はとても暮らしやすい町である、そういう土地柄であるということがより強くアピールできる。
    群馬県の歴史、文化、絹、世界遺産、東国文化、古墳時代などすごくおもしろくアピールできる時代になったと感じる。そういう気概を持って文化行政を進めてもらいたい。
  • 委員
    真面目で地味なテーマであっても、県内外の人が興味・関心を持つようにPRしていくことが有効。

プロジェクト05県立文化施設等の発信力強化

  • 委員
    目標値に対し実績値が良好な結果が得られた場合、次年度の目標値を少し高く設定してもよいのではないか。

プロジェクト06文化を活かした地域づくり

  • 委員
    新型コロナウイルス感染症の関係で、今後伝統文化の継承や文化芸術団体の活動が無事に進められるか危機感を持っている。
  • 委員
    高齢日本、特に新型コロナウイルス感染症禍においては、国、県、市町村の施策やアシストより、地域の相互扶助や支え合いが重要視されてくるのではないか。その場合、地域住民が一致団結して集まるためには、地域の歴史や文化、伝統文化など、きっかけとなるものが必要である。
    障害者・高齢者・外国人も含め、将来への変革と基盤整備という面で、地域のみんなでやっていくというのは中核的な部分であり、行政と県民で真剣に考えていく必要がある部分である。
  • 委員
    文化振興基金が少しずつ小さくなっていて、基金を増やしていくための方策が見つかっていないという現状がある。基金の資金調達のための、可能性を探る必要がある。

プロジェクト07文化活動における多様な参画の促進

  • 委員
    多様な人々への文化面の働きかけについては、社会的包摂の推進も含め、今後重要性を増してくる。

まとめ

  • 委員
    今後に向けて評価の取組の見直しを不断の努力として続けて行く必要がある。
    事業のアウトカムとして設定するのは、数値的なものよりも、抽象的(質的)なレベルでの成果を設定するのが一般的である。それを詳細化し短期的な目標として確認できるような指標を考えてほしい。
  • 委員
    新型コロナウイルス感染症禍の折り、入館者数、参加者数だけを指標にしてしまうと今年度は絶対的に少なくなってしまう。誰が見ても目に見えていることや、対前年比を意識してしまうと今年のような状況下(コロナ禍)においては、今年度の評価は、どのような評価につながってしまうのかと言う点が気になる。

6 結論

  1. 魅せる群馬の文化発信プラン-第2次群馬県文化振興指針-の評価について、別添のとおりとし、文化審議会に諮ることとした。
  2. 部会の開催状況について、各部会長から文化審議会へ報告することとした。

7 資料

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