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第2回過疎山村振興に関する有識者会議の概要
更新日:2016年3月29日
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1 日時
平成27年6月23日(火曜日) 15時00分から17時00分
2 場所
ぐんま男女共同参画センター3階中研修室
3 出席者
(1)委員(7名)
- 西野 寿章 高崎経済大学地域政策学部教授
- 新井 小枝子 群馬県立女子大学文学部准教授
- 斉藤 都繁 くろほね交流居住支援隊長
- 佐藤 茂 くらぶち「草の会」代表
- 今井 祐市 神流川森林組合参事
- 神戸 康明 農業(神戸農園代表)
- 神田 強平 上野村長
(2)事務局(9名)
- 企画部地域政策課
- 環境森林部林政課、林業振興課
- 農政部農村整備課
4 議題
- 追加提出意見等について(資料1)
- 過疎地域自立促進方針・山村振興基本方針の素案について(資料2・3)
- 過疎・山村地域の価値や役割について
- 意見交換
- その他
5 議事概要
1 開会
2 あいさつ
3 議題
(1)追加提出意見等について(資料1に基づき事務局から説明)
(2)過疎地域自立促進方針・山村振興基本方針の素案について(資料2・3に基づき事務局から説明)
(3)過疎・山村地域の価値や役割について 【主な意見】
- 「木材の供給基地」「エネルギーの供給」が山村の重要な役割
- 山村ならではの特性を生かした「有機農業」「再生可能エネルギー」
- 群馬県の地域特性は、日本列島の縮図である
- 山林地主に利益を還元する仕組み作りが必要
- かつての畑に杉などを植えた場所を農地に戻す必要がある
- 山村に生きがいを持って生活する人が沢山いることで山村の持つ役割が果たせる
- Iターン者による伝統芸能保存の取り組みは一つのモデルである
- まずは遊び感覚から農業等の入口に立ってもらうことも必要
- 現在の社会では、女性に求める期待度があまりにも高い
- 自分の生まれ育った地域に目を向けさせて定住を図る必要がある
- 商品に「物語」を付けることで付加価値を付けることが可能
- 山村の地域特性を生かした作物の栽培
- 都市部の子ども達との交流体験が移住へのきっかけとならないか
- 「無農薬」という付加価値を付けた農産物の栽培
- 都市では安心安全な食物への需要が高く農業の将来には明るさがある
- 中山間地域で協力し年間を通じた農産物を供給する体制を構築する
- 林業の現場で働く人達にしっかりとお金を出せる状況にする必要がある
- 女性が産業としての農業に参画するため「女性の起業」が必要
- 中山間地域では付加価値を高めた作物の栽培や加工品の生産が必要
- 農業で収益を上げる視点が大事。経済的な部分が伴わないと興味が湧かない
- 地域や農家が女性がやりたいことを支援する体制を作ることが必要
- 自分が好きなことをやっていれば「おおごと」でも大変だとは思わない
- 地域や農家が女性がやりたいことを支援する体制を作ることが必要
- 山村を切り捨てた場合に都会に迷惑が掛かることを立証する必要がある
- 村の中で経済を回す仕組みを作る必要がある
- 伝統文化は一度消滅したら千年かけても二度と再現できない
- 市町村合併した団体の検証を行う必要がある
(5)その他
次回会議は、9月末を目途に開催し、本日の会議内容を受けて素案を整理した方針案について審議することとなった。