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令和5年度第1回群馬県国民健康保険運営協議会 開催概要
1 日時
令和5年11月22日(水曜日) 13時30分~14時30分
2 場所
群馬県庁29階 第1特別会議室
3 出席者
委員12名(被保険者代表) 横田委員(※注)、磯委員、小田澤委員(※注)、今井委員
(保険医・保険薬剤師代表) 西松委員、村山委員、原委員
(公益代表) 鈴木委員、佐藤委員、秋朝委員(※注)
(被用者保険等保険者代表) 岡田委員、馬見塚委員
(※注)はオンライン出席者
事務局8名 (健康福祉部長、国保援護課長ほか)
4 会議資料
令和5年度第1回群馬県国民健康保険運営協議会次第 (PDF:42KB)
資料1-1 第3期群馬県国民健康保険運営方針(案)の概要 (PDF:189KB)
資料1-2 第3期群馬県国民健康保険運営方針(案)に係る検討経過 (PDF:117KB)
資料1-3 第3期群馬県国民健康保険運営方針(案) (PDF:2.42MB)
資料2_令和4年度群馬県国民健康保険特別会計決算 (PDF:171KB)
5 会議次第及び要旨
(1)開会
(2)あいさつ
唐木健康福祉部長
(3)委員委嘱
被用者保険の保険者を代表する委員として委嘱していた全国健康保険協会群馬県支部の下田支部長が同支部を退任したため、後任として同支部長に就任した岡田氏に委員を委嘱した。
(4)諮問
群馬県知事から群馬県国民健康保険運営協議会長へ、国民健康保険事業の運営に関する方針の策定について諮問した。
(5)議事・発言内容
第3期群馬県国民健康保険運営方針(案)について【資料1】
○佐藤委員
第6章の「医療費の適正化の取組」についてお伺いする。1点目は、22ページになるが、データヘルス計画に関する県の取組のうち、「ア 全県的なデータの分析状況への情報提供」、「イ 県、市町村の業務上の課題に対応したデータの効率的・効果的な利活用の推進」について、具体的な内容を教えていただきたい。
2点目は、23ページの特定健康診査・特定保健指導の市町村の取組における「ウ DXも含めた、保健事業の業務効率化の推進」、また県の取組としてそれを支援するということだが、ここで言うDX化の内容と、この6年間の中でどう進めていくという見通しがあれば教えてほしい。
3点目は、同じく23ページ、県の取組の「カ 若年層の受診率向上を目的とした環境(基盤)整備の推進」について。若年層の受診率を上げるというのは課題となっていると思うが、基盤整備とは具体的にどんな取組なのか。
○事務局
最初の御質問、22ページの県の取組の具体的な内容について、「ア 全県的なデータの分析状況への情報提供」は、現在でも各市町村はKDB(国保データベース)システムにより医療、健診等のデータを持っているが、これを使いこなすのが難しいというところがある。まず基本的なデータをわかりやすく、見やすくして被保険者の方への説明の際に使っていただけるようお示しすることを検討している。
続いて、「イ 県、市町村の業務上の課題に対応したデータの効率的・効果的な利活用の推進」については、まさに今データヘルス計画を作成しており、いろいろなデータに基づいて目標を設定し、事業を実施していくことになるが、計画の進捗管理にあたってデータを経年で毎年追いかけていく必要がある。その仕組みを作りたいと考えており、具体的な中身は検討中であるが、DXも絡めてできるだけ効率的な作業ができるような形にしたい。
2点目の御質問、特定健診・特定保健指導にDXをどう使っていくかということについて、1つはKDBのデータを活用するというもので、被保険者の方の保健指導に持っていく資料として、過去5年程度の健診結果の状況をグラフでわかりやすいものとして示すということをイメージしている。市町村の方にとってはこれを作ろうとすると手間だというところがあり、県の方で準備をして簡単に作れるツールが作れないかということで現在取り組んでいる。また、個別指導の方法については、今までだと電話やメールで行うということが多いが、ここにLINE(ライン)を採り入れることを検討している。メールでは一方的に送る形になり見落とすこともあるが、LINE(ライン)であればやりとりをしながら指導することもできるので、特に若年層が参加しやすいのではないかと考えており、実施に向けて準備をしているところ。
最後の御質問、若年層の受診率向上を目的とした環境整備については、こちらも検討中ではあるが、若い人がよく使うスマホなどのツールで気軽に簡単に見られものによって働きかけていけないかと検討している。
○佐藤委員
データについては先ほど御説明があったように、データの標準化ということを進めていただいていると伺っており、そこが基盤になると思っている。今まではデータヘルス計画が各市町村によって様々だったところを、様式を統一して作成していく、それを分析していくことで、変化が出てくるのではと考えている。またDX化に関しても、AIを活用するなどの方法も出てきているので、今後に期待したい。ぜひ若年層に働きかけられるような方向を御検討いただければと思う。
(6)その他・発言内容
令和4年度国民健康保険特別会計決算について【資料2】
(質疑なし)
(7)閉会
※議事は次回へ継続協議