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群馬県こどもまんなか推進本部
設置の目的
群馬県における部局横断的なこども施策の総合調整及び新たな群馬モデルとなるこども施策を推進する。
構成員
本部長 | 知事 |
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副本部長 | 副知事、こどもまんなか推進監 |
本部員 |
教育長 |
会議の実施状況
こどもまんなか推進チームの活動状況
若年・子育て世代の意見を施策に反映するため、関係部局の庁内若手職員による「こどもまんなか推進チーム」を構成し、こどもまんなか施策の調査・研究、検討等を行っています。
視察
YMCAアフタースクールCoCon(令和6年2月9日)
放課後児童クラブの現状やこどもにまつわる課題等について把握するため、前橋市にある放課後児童クラブ「YMCAアフタースクールCoCon」を視察いたしました。
ここでは、5つの学校区の子どもたちを受け入れています。自分の通う学校以外の友達ができることから、子どもたちにとっては、家庭、学校以外のもう一つの居場所となっているようです。また、学校が夏休みのときにはキャンプを行い、自然体験の場を設けているそうです。代表理事の村上さんは、「子どもを預かることだけでなく、居場所をつくることを目的としている」と話していらっしゃいました。
放課後児童クラブの質の向上、さらには子どもの居場所づくりが課題であることを把握することができました。
だれでも広場、だれでもバザー(令和6年3月18日)
こどもの居場所づくりに対する課題の把握や、子育て当事者からのお話を伺うため、渋川市にある「だれでも広場」、任意団体「だれでもバザー」を視察いたしました。
「だれでも広場」は、渋川市社会福祉協議会が運営している、こどもから大人まで誰でも利用できる場所です。こどもの好きなおもちゃがたくさんあるだけでなく、大人の休憩スペースも用意されています。この施設に専属の職員はいませんが、ボランティアや住民同士の助け合いで支えられており、多くの方から親しまれています。
また、「だれでもバザー」は、使い終わった子ども服の寄付を受け、非常に低価格又は無料で配布し、住民の皆さんをつなげる活動をしています。代表の南雲さんや一緒に活動されている方々からは、「行政と団体がお互いに協力し合うことが必要」「こどもを連れて外に出ると、周りの視線が気になる」など、活動する上での課題や、子育てをする中で感じている問題についてご意見をいただきました。
こどもたちが生きやすい社会の実現には、周りの大人や地域が協力し、社会全体でこどもを育てるという気運や環境づくりが重要であることを、実践されている方々から直接聞くことができました。
群馬県こどもまんなか推進プログラム
こども・子育て施策の更なる充実を図るため、群馬らしさを随所に盛り込んだ、新たな群馬モデルとなる施策群「群馬県こどもまんなか推進プログラム」を策定しました。