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令和5年度複式農業簿記講座を開講
更新日:2024年1月22日
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要約
令和5年12月7日に複式農業簿記講座を開講しました。全7日間の日程で、複式簿記の基礎知識について演習を通して学習し、青色申告の実践につながるよう支援をしていきます。
1.ねらいと背景
経営改善を行うためには、経営内容を正しく評価することが大切です。また、複式簿記は経営内容を正確に把握するために有効な手段となります。そこで、新規就農者等の定着支援並びに経営管理能力の向上や経営安定を図るために、普及指導課では複式農業簿記講座を開催しています。
2.取り組み成果
農業研修生や農業青年など7名が複式農業簿記技術の習得のために受講をしています。本講座は、令和5年12月7日から令和6年1月30日まで全7回の開催を予定しており、複式簿記の基本となる仕訳から決算書の作成までの流れについて、演習を交えながら行っています。始めは仕訳に苦労している受講生が多かったですが、回を重ねるごとにスムーズな仕訳ができてきています。
3.今後の方向
講座終了後には、受講生全員が複式簿記を記帳できるように簿記技術を習得し、青色申告の実践につながるよう取り組んでいきます。
また、複式簿記定着のため、エクセルを用いたパソコン簿記講座も令和6年2月14日より全3回で予定しており、担い手の経営管理能力向上のため、継続した支援を行います。
熱心に講義を聴く参加者
演習課題に取り組む参加者