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雨よけトマト目揃え会及び現地研修会の開催
要約
JAあがつま及び雨除けトマト生産部会と連携し、出荷目揃え会と現地研修会を開催しました。
1.ねらいと背景
吾妻東部地域において、トマトは主要作物の一つです。JAトマトセンターから出荷されるトマトは「あかずきんちゃん」ブランドで販売されおり、栽培面積3.3ha、生産者33名が栽培しています。他地区に比べ栽培面積は少なく出荷市場も限られていますが、昨年から新しい選果機を導入し、規格の精度が向上しています。
普及指導課では適切な肥培管理による品質の向上や収量の増加、作業の省力化を図るため、支援を行っています。
2.取り組み成果
7月15日にJAあがつま並びに雨除けトマト生産部会と連携し、目揃え会と現地研修会を開催しました。目揃え会は指定市場2社を招き、色回りや出荷規格の再確認を行いました。今年は梅雨明け後に気温が高かったため、出荷が3~5日程度早まりましたが、品質は平年より良い傾向にあります。現地研修会では普及指導課から「収穫期の栽培管理」について講習を行いました。現地研修ほ場は、栽培管理が良く行き届いていて、病害虫防除もしっかりと行われていました。出席者相互に情報交換が行われ、有意義な研修会を行うことができました。
3.今後の方向
第2回現地研修やほ場巡回研修、出荷実績検討会と合わせてトマトセミナーを開催する予定です。今後出荷最盛期を迎えるため、安定した品質と収量を維持できるよう支援をしていきます。
また、今後もJA等関係機関と連携してトマトの生産振興に取り組みます。
出荷目揃会
現地研修会