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平成28年11月14日 県立森林公園現地調査

更新日:2017年3月15日 印刷ページ表示

1 日時

平成28年11月14日(月曜日)午前10時00分~午後3時55分

2 場所

県立森林公園「さくらの里」及び県立みかぼ森林公園

3 出席委員

5名(欠席なし)

4 議事概要

(1)県立森林公園「さくらの里」

ア 管理状況等について指定管理者より説明

 資料に基づき、施設の管理運営状況について説明

イ 指定管理者による現地の説明

 一本杉園地、中央園地、上の園地周辺の視察

ウ 評価委員と指定管理者による質疑等(主なもの)

【委員】現地パンフレットにコースタイムを示す節点◎(にじゅうまる)が記載されているが、記号(番号)がないので現地に行くと迷いやすい。標柱が現地にあるので、符番するなどの工夫はできるか。
【指定管理者】現地を確認して図示していく。
【委員】アンケートにイノシシ関連の情報が多いが沢山いるのか。いつ頃から出没しているか。また、わなは仕掛けているのか。
【指定管理者】目撃情報は以前からあり、それがいつからかは知らない。今年は7月頃から目撃しているがワナは仕掛けていない。刈り払いをすると出没は減るようだ。
【委員】花芽を食べる鳥のウソの被害はあるか。
【指定管理者】平成25年度は被害が酷かった。今もウソの出没は確認されているが、花芽に対する大きな被害は確認されていない。
【委員】さくらにちなんだ「草木染め」のイベントは、さくらの里らしくてよい。定員割れだったが、参加者の募集はどのように行ってきたか。
【指定管理者】ホームページや新聞の地域情報に掲載している。県広報にも掲載している。定期的に実施して欲しいとアンケートにはあるが、半日で複数回実施するような場合には1回は「さくらの草木染め」で実施したい。
【委員】写真教室で撮影された写真について、展示等の予定はあるか。
【指定管理者】これまでも、管理棟内の壁面に展示するのに協力を依頼している。提供された作品はパウチして掲示している。
【委員】スマホやデジカメで参加する人もいるのか。
【指定管理者】本格的なカメラの方が多い。
【委員】気軽に参加できるコンデジの部があってもよいと思う。
【委員】現地の案内図が見やすくなって歩きやすくなっている。さらに季節毎のビューポイントを示すとよいのではないか。また、案内図をホームページから印刷できるとよい。
【指定管理者】いまでもホームページから案内図の印刷はできるが、ホームページのリニューアルに合わせて工夫していきたい。
【委員】桜の季節以外における集客策はどうしているか。
【指定管理者】ツツジや紅葉時期等の情報を季節毎にホームページにアップするよう心がけている。提案のあった季節毎のビューポイントをホームページに掲載したい。
【委員】最盛期は管理棟の駐車場より第1駐車場の方に行く人が多いのではないか。
【指定管理者】第1駐車場の方が広く駐車しやすいことから台数も多いと思うが、県立妙義公園の駐車場であることから来園者には含めていない。
【委員】利用者が自主的に行っているイベントは把握しているか。
【指定管理者】通常は把握していないが、小学校等で本施設を利用する場合などは把握している。
【委員】施設を利用する団体等に呼びかけて植物の観察会をしてもらうといいのではないか。
【指定管理者】桜以外の花も数多くの種類が揃っているようだが、盗掘などの心配もあり、あえて情報提供は日糧いる。
【委員】来園者が桜の時期に集中して大変ではないか。
【指定管理者】駐車場は県立の自然公園と共通であるので、繁忙期は県立公園も駐車場整理業務を外注しておりこなしている。指定管理者としての業務は電話応対が大部分をしめる。今年は軽井沢でバス事故があり、100kmを超えると距離的に複数の運転者が必要とされるケースが多いことや外国人によるバスチャーターが多いことなどで、総じて観光バス利用が減っている。

(2)県立みかぼ森林公園

ア 管理状況等について指定管理者より説明

 資料に基づき、施設の管理運営状況について説明

イ 指定管理者による現地の説明

 管理棟周辺の散策路等の視察

ウ 評価委員と指定管理者による質疑等(主なもの)

【委員】アンケートにトイレに鍵がないとある。
【指定管理者】身障者用トイレには設置当初から鍵がない。他のトイレには鍵がある。鍵の設置を藤岡森林事務所と検討している。
【委員】公園までの道がひどいとある。
【指定管理者】そもそも舗装されていないことが「道が酷い」となっている。昨年度は県、藤岡市等を加えた運営協議会で、道路のメンテナンスのことを話しあっている。またアンケートでの要望は市にも伝えており、昨年度は春の開園前にバックホウで路面を整備してもらうことができた。本年も台風等により、路面状況の悪化が起きていることから整備について伝えていきたい。
【委員】イベントの主催者側の関係者に対しても公園管理への要望を聞くとよい。
【委員】地元の野外活動団体の利用が多いが、どのような団体なのか。
【指定管理者】森林インストラクター資格者が運営する野外活動の拠点で、アウトドアやカヌーなどのイベントを行っている。他の利用団体として、日野の公民館神流町の観光案内所主催による赤久縄山登山のイベントが計画されるなど、今は去年の倍くらいの団体利用がある。本森林公園に目を向けて頂いていると思う。
【委員】イベント参加者は個々に車で来るのか。どこかで乗り合わせて来ることなどもあるのか。
【指定管理者】マイクロバスを利用している団体もある。他にもグループで利用する場合はワゴンの利用が多い。公園が主催する自主事業に参加される方は個人の車でここまで来てもらっている。
【委員】赤外線センサーによる動物行動状況を把握するカメラの説明があったが、この公園の特徴を活かす事業として、動物の足跡講座なども面白いと思う。
【委員】フェイスブックの利用状況はどうか。コメントなどは付くのか。
【指定管理者】日々、公園までの道路状況や公園の様子をアップしている。公園利用に対する問い合わせを中心にコメントが付くことが多い。またフェイスブックの繋がりから、利用者以外からの反響もある。公園情報の拡散(拡大)には効果が見込める。
【委員】公園の運営協議会には国有林の担当は入っているのか。
【指定管理者】入っていない。
【委員】火気の制限などは、国有林でも取り扱いが定められている。また、近年のアウトドア用のガスストーブ(コンロの一部)についてもかなり安全に使用できるものもあるのではないか。
【指定管理者】公園は条例で火気の使用を制限されている。キャンプ利用などを検討したこともあるが、BBQの炭火の始末などを含め、すべて適切には管理できないと考える。

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