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子どもアドボカシーについて
更新日:2024年8月2日
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子どもアドボカシーとは
アドボカシーという言葉は、「社会的に弱い立場にある方の権利を守るため、(支援者が)代弁する」という意味合いで使われており、支援者は「アドボケイト」と呼ばれます。
子どもアドボカシーとは、大人や社会に対して声を上げにくかったり、声が拾われにくかったりする子どものためのアドボカシーです。
法律上の位置づけ
1989年に採択された子どもの権利条約を踏まえ、児童福祉法では、児童の年齢及び発達の程度に応じて、その意見が尊重され、その最善の利益が優先して考慮される旨が規定されています。
また、その趣旨を実現するために、令和4年度に児童福祉法が改正され、子どもが意見表明する機会を確保するとともに、子どもの意見表明を支援する仕組みの一つとして「意見表明等支援事業」が法定化されました。
意見表明等支援事業では、児童相談所等が関わる施設入所や一時保護等をしている子どもの意見等を、児童の福祉に関し知識や経験を有する者(意見表明等支援員)が適切に把握し、関係機関との連絡調整を行うこととされています。
群馬県では
令和5年度から、県内の一時保護所において、外部のアドボケイトによる意見表明等支援事業を行っています。
参考
一般社団法人子どもアドボカシーセンター☆ぐんま☆では、アドボケイト養成のための講座を開催しています(申込締切:令和6年8月16日)。