ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 生活こども部 > 児童福祉課 > 7.妊娠中と産後の食事

本文

7.妊娠中と産後の食事

更新日:2025年1月25日 印刷ページ表示

− 新しい生命と母体に良い栄養を—

(1)葉酸摂取について

  二分脊椎などの神経管閉鎖障害の発症予防のため、妊娠前から妊娠初期の女性は、食事に加え、サプリメントなどによって付加的に1日あたり400μg(マイクログラム)の葉酸摂取が望まれます。ただし、とりすぎには注意が必要です。

 ※神経管閉鎖障害とは、妊娠初期に脳や脊髄のもととなる神経管と呼ばれる部分がうまく形成されないことによって起こる神経の障害です。葉酸不足の他、遺伝などを含めた多くの要因が複合して発症するものです。

(2)魚介類に含まれる水銀について・妊娠中の食中毒予防について

魚介類に含まれる水銀について

 魚介類は良質なたんぱく質や微量栄養素を多く含みます。魚介類の一部には、食物連鎖を通じて、高い濃度の水銀が含まれているものもあり、 胎児に影響するおそれがあるという報告もあります。水銀濃度が高い一部の魚だけに偏って毎日たくさん食べることは避けましょう。

妊娠中の食中毒予防について

 妊娠中は、免疫機能が低下して、食中毒など食べ物が原因の病気にかかりやすくなっています。

 妊婦にとって特に注意が必要な病原体として、リステリア菌とトキソプラズマ原虫が挙げられます。また、お母さんに症状が無くても、赤ちゃんに食品中の病原体の影響が起きることがあります。感染を防ぐため、妊娠中は生ハムや加熱殺菌していないナチュラルチーズなどをなるべく避け、食品を十分に加熱して食べましょう。そして、食中毒予防のために、日頃から食品を十分に洗浄し、加熱するなど、その取扱いに注意しましょう。

※詳しくは、市町村の管理栄養士などに相談してください。

妊娠と食事についての詳しい情報