ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 健康福祉部 > 国保医療課 > 令和6年度第1回群馬県国民健康保険運営協議会 開催概要

本文

令和6年度第1回群馬県国民健康保険運営協議会 開催概要

更新日:2025年2月28日 印刷ページ表示

1 日時

令和7年2月10日(月曜日) 13時30分~14時30分

2 場所

群馬県庁29階 第1特別会議室

3 出席者

委員11名(被保険者代表) 梅澤委員、大沢委員、倉田委員

(保険医・保険薬剤師代表) 長坂委員、西松委員、原委員

(公益代表) 鈴木委員、佐藤委員(※注)、秋朝委員(※注)

(被用者保険等保険者代表) 岡田委員、石川委員

(※注)はオンライン出席者

事務局6名 (健康福祉部長、国保医療課長ほか)

4 会議資料

令和6年度第1回群馬県国民健康保険運営協議会次第 (PDF:44KB)

資料1-1 群馬県国民健康保険運営方針に基づく令和6年度の取組状況 (PDF:121KB)

資料1-2 第3期群馬県国民健康保険運営方針の概要 (PDF:174KB)

資料1-3 保険税水準の統一【群馬県の取組】 (PDF:286KB)

資料2-1 国民健康保険事業費納付金の算定と保険税の賦課徴収(イメージ)​ (PDF:173KB)

資料2-2 令和7年度国保事業費納付金の算定結果(概要) (PDF:116KB)

資料2-3 令和7年度国保事業費納付金の算定結果について (PDF:176KB)

資料2-4 「標準保険料率」の算定結果について (PDF:101KB)

資料3-1 群馬県国民健康保険特別会計令和7年度当初予算(案)の概要 (PDF:119KB)

資料3-2 令和7年度群馬県国民健康保険特別会計予算 (PDF:169KB)

資料4-1 第3期国保運営方針見直しのスケジュール (PDF:46KB)

資料4-2 子ども・子育て支援金制度について (PDF:1.09MB)

5 会議次第及び要旨

(1)開会

(2)あいさつ

 中島健康福祉部長

(3)会長選出

 鈴木委員が会長に選出された。

(4)議事・発言内容

群馬県国民健康保険運営方針に基づく取組状況について【資料1】​

○岡田委員

第6章「医療費の適正化の取組」の説明にあった特定健診について、協会けんぽの被扶養者もほぼ全ての市町村国保で実施する集団健診を受診できるようにしていただいており、お世話になっている。

特定健診の実施率については、令和5年度の国保は41.9%で全国平均よりも高い数値になっているが、協会けんぽは55.5%で、ほぼ全国平均並みとなっている。後発医薬品使用割合については、国保は84.4%、協会けんぽは83.8%で、こちらも国保と同じく全国平均よりも若干高いということで、医療機関の御協力のおかげと思っている。

課題は特定保健指導の実施率ということで、国保は19.4%に対して、協会けんぽは14.1%である。全国平均が国保は28.8%に対して、協会けんぽは19.4%であり、いずれも全国平均を下回っている状況である。厚生労働省の資料を見たところ、令和4年度の群馬県の国保、協会けんぽを含めた医療保険者全体の実施率が20.6%ということであるが、最下位の埼玉県が19.9%であり、かろうじて上回っている状況である。環境の違いなどはあると思うが、特定保健指導の実施率が低い要因として考えられることはあるか。

○事務局

群馬県の特定保健指導の実施率が全国平均に比べて低いというのは、以前からの傾向となっている。はっきりとした要因は掴めていないが、以前から実施率が低い市町村は引き続き低いというのが現状である。小規模な町村部では、年度によっては100%、80%超えというところがある一方、低い市では一桁台というところがあり、実施率の高低の傾向は固定化している。要因としては、市町村の実施体制や地域性などが考えられる。

今後、保険税水準の統一を進める中で、保健事業についても県内で運営の一体化を検討していくことになるが、その中で市町村ごとの実施率のばらつきが大きいことは課題の一つになると思う。また、実施率の状況によって、国の交付金でマイナス評価をもらっている状況もあるので、今後は調査をかけて市町村の状況をよく把握し、もう一歩踏み込んだ対応を取っていきたいと考えている。

○岡田委員

人口規模が大きいと手が回り切らないが、小さいと手が回るという傾向はあると思う。

○佐藤委員

同じく第6章の内容について質問する。資料1-1に今年度の取組として、研修会の実施や市町村支援体制の構築などの記載があるが、具体的な取組内容とその成果について教えてほしい。

○事務局

保健事業の大きな柱としては、特定健診・特定保健指導の実施と、糖尿病性腎臓病重症化予防ということで、人工透析への移行を防止して医療費が過度に増大しないようにし、健康づくりにも資する取組の二つがある。

特定健診・特定保健指導については、市町村にヒアリングを行い、どういった課題があるのかを把握することを中心として実施した。市町村職員に多忙な状況がある中、事務の効率化を図るため、国保データベースシステムから過去5年間のデータを抽出して、指導対象者向けの特定保健指導用の資料を作成できるツールの構築を進めており、3月頃には完成して普及を図っていく段階にある。これにより保健指導の質の向上やスピードアップが図られると考えている。

また、特定健診・特定保健指導の実施率向上のためには、住民の方の意識向上も必要と思うが、この点は粘り強くやっていく必要があると考えている。40代・50代の働き盛り世代の方の受診率が特に低い傾向にあるので、これに対しては周知啓発用の広報動画の作成を進めている。具体的には、群馬大学医学部出身の医師であり芸人であるしゅんしゅんクリニックP氏を起用した広報動画を作成中で、これも3月頃には完成する予定である。市町村にも広報動画を展開し、住民の意識向上を図りたいと考えている。

糖尿病性腎臓病重症化予防プログラムについては、群馬大学医学部と群馬県医師会に御協力いただき、市町村の保健師等向けの研修会を実施したほか、群馬県医師会との協働で、各地区のかかりつけ医の方々に対する研修会も実施した。

また、これまでの県の対応として、県庁勤務の保健師が全市町村に対して集中的に対応してきたところであるが、地域の細かい事情を把握するのは難しい部分があったため、今年度からは各地域にある保健福祉事務所で地域に寄り添った細かい支援を行っていこうと試行している。具体的には、保健福祉事務所の保健師が市町村を訪問したり、地区の医師会に御相談させていただいたりといった形で、地域での体制づくりを進めている。

その他、薬剤関係では、重複多剤投与対策としてデータ分析を実施している。

市町村が医療費適正化、住民の健康づくりの点で、少しでも効果が上がる取組を模索して取り組んでいる。

○佐藤委員

取組内容がよくわかった。市町村職員の方たちが苦労されている状況があっての特定健診・特定保健指導の実施率の現状ということであり、少しでも市町村職員の方たちが業務を行いやすいようなツールや、あるいは研修会を引き続きやっていただければと思う。

令和7年度国民健康保険事業費納付金の算定について【資料2】

(質疑なし)

令和7年度国民健康保険特別会計予算(案)について【資料3】

(質疑なし)

群馬県国民健康保険運営方針見直しについて【資料4】

(質疑なし)

(7)閉会

群馬県国民健康保険運営協議会へ戻る