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電気洗濯機の事故に注意!

更新日:2025年5月19日 印刷ページ表示

 電気洗濯機はとても身近な家電製品で、毎日使う方も多いのではないでしょうか。

 最近は便利な機能を搭載した機種も増えてきていますが、使用方法を誤ったり、目を離した隙に事故が起きてしまうこともあります。

 今回は、電気洗濯機による事故事例と、事故を防ぐための注意点をご紹介します。

洗濯機の画像

【事故事例1】

 ​毛布を洗濯していたら洗濯機が倒れた。

 大型の毛布をネットに入れずに洗濯したために、脱水工程の高速回転時に水槽内で毛布が偏り、洗濯機のバランスが崩れて転倒したものと考えられる。洗濯機の取扱説明書には「毛布など大物を洗う際には専用のネットに入れて洗濯する」と記載されていた。

【事故事例2】

 自宅でかくれんぼをしていた子どもが、洗濯機のドラム内に閉じ込められていた。

 保護者は洗濯機のチャイルドロック機能を使用しておらず、所有していた機種はドアが内側から開けられる構造を備えていなかった

【事故事例3】

 乾燥機能付き洗濯機を使用していたところ、内部で発火し洗濯物の一部が焦げた。

 洗濯物に付着した油分が洗濯工程で落ちきらず、乾燥工程中に酸化反応を起こして発熱したものと考えられる。​

事故を防ぐポイント

1.普段と違うものを洗濯する場合は、事前に取扱説明書を読んで正しく使用しましょう

2.洗濯機を使用していないときは扉を閉めて「チャイルドロック機能」を活用しましょう

 チャイルドロック機能がない場合は、子どもが近づかないよう工夫しましょう。扉にゴムバンド等をかけて容易に開かないようにするのも工夫のひとつです。

3.油分(食用油、美容オイル等)の付着したものは乾燥工程を含むメニューを避けましょう

 油分は洗濯で完全に除去できない場合があります。

4.電源コードの取扱いに注意しましょう

 電源コードを傷つけてしまうと、ショートして発火に至るおそれがあります。コードに重いものを載せたり、家具やドアなどで挟み込んだりしないでください。

 また、漏電時の対策としてアース線をつなぎましょう。

長期使用製品安全表示制度

 エアコン、扇風機、電気洗濯機(乾燥装置を有するものを除く)、換気扇、ブラウン管テレビの5品目において、製品の経年劣化による事故を防ぐため、「長期使用製品安全表示制度」が設けられています。

 平成21年4月以降に製造された対象機器には、「製造年」、「設計上の標準使用期間」と経年劣化についての注意喚起が表示されていますので、買い替え時期の参考としてください。

長期使用製品安全表示制度 表示イメージ