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令和7年度 中部教育事務所 指導の基本方針

更新日:2025年6月9日 印刷ページ表示

「子供も教職員もエージェンシーを発揮する学校・園づくり」の実現に向けた指導の基本方針を紹介します。

令和7年度中部教育事務所指導の基本方針 (PDF:1.02MB)

子供も教職員もエージェンシーを発揮する学校・園づくり

組織力 子供たちを”チームで育てる学校・園”づくり

  • 校・園長の学校ビジョンの明確化と全教職員の理解による学校組織体制の強化
  • 子供も教職員も「自分で考えて、自分で決めて、自分で動き出す」ことができる教育活動の充実
  • 地域財産(ヒト・モノ・コト)を生かした地域との連携

学級力 学校・園が楽しく、「安心感・充実感」が得られる“温かい学級”づくり

  • 子供一人一人にとって安心・安全な居場所づくりの構築
  • 子供が本来持っている力を発揮できる学級風土と互いを認め合える人権感覚の醸成
  • 子供一人一人のよさや個性を大切にした指導の充実
  • 教職員と子供・保護者との信頼関係の構築

授業力 各教科における「資質・能力の育成」を目指した”子供が主語の授業”づくり

  • 資質・能力の育成を目指し個別最適な学びと協働的な学びを充実させた子供が自分の「学び方」を学ぶ授業づくり
  • 子供の実態把握と指導事項を明確にした単元構想の作成
  • 「目指す子供の姿」を明確にした問題解決的な授業づくりと、学ぶ姿の見取りに基づく「指導と評価の一体化」の充実
  • 子供の思考を促すための発問(問い返し、揺さぶり)や、考えを引き出す、つなぐなどのコーディネート力の向上

非認知能力の育成

  • 授業や学校行事等の学校教育において、子供の非認知能力(主体性・粘り強さ・自己調整力等)が育まれるような環境の構成、意識付け、教師の関わりを組織的に行いましょう。

特別活動

  • 学校行事や異年齢集団活動、学級活動等を通じて子供の自発的、自治的な活動を促し、自己肯定感・自己有用感を高めましょう。
  • 集団での話合いを重視し、「合意形成や個人の意思決定」のよさ・大切さを実感させましょう。

道徳教育・人権教育

  • 指導の意図を明確にし、子供と一緒に考える姿勢を大切にしましょう。
  • 教室環境・言語環境等の常時指導を徹底し、子供一人一人を大切にしている学校風土を醸成させましょう。

生徒指導・教育相談

  • 学校・学級が楽しく、安心感・充実感が得られるような居場所となるよう工夫しましょう。
  • SC・ SSW・関係機関との連携や SOS の出し方に関する教育の推進を通じて、いじめや不登校の未然防止、ヤングケアラーの早期発見に努めましょう。

特別支援教育

  • コーディネーターを中心に、通常の学級も含め特別な支援を必要とする子供への配慮等を校内で共有し、効果的な指導・支援を行いましょう。
  • 「個別の指導計画」「個別の教育支援計画」を確実に引き継ぎ、支援の継続性の確保に努めましょう。

外国人児童生徒等教育

  • 子供の学習や生活の状況を見取り、将来の展望を見据えて組織的・継続的に支援できる体制を整えましょう。その際、「ぐんまの外国につながる子供たちの学び応援サイト ハーモニー」も積極的に活用しましょう。

健康教育体力向上

  • 心身の健康の保持増進に向けた取組を充実させ家庭や地域との連携を図りながら、子供自ら、正しい判断・行動ができるような指導・支援に努めましょう。
  • 自校の体力向上計画に照らして、運動することを楽しみながら身体活動量の増加を図りましょう。

キャリア教育

  • 各教科や行事等での学びを生かしたり、キャリアパスポートを有効活用したりする中で、子供が将来への夢や希望を抱き自分らしい生き方を実現するための力を育みましょう。