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令和6年度「六合の花」・中村花組合産地見学会の開催
要約
「六合の花」・中村花組合産地見学会を開催しました。
1.目的
中之条町六合地区は、フラワーアレンジメントの名脇役となる多種多様な草花の生産が盛んで、「六合の花」というブランドで市場取引されています。また、中之条町五反田地区の中村花組合では、季節商材として需要が高まっている花木や需要期には欠かせない一輪ギクの生産が盛んです。
市場や都内生花店関係者を生産現場へ招き、生産現場と実需者の要望をマッチングさせる、産地見学会を開催しました。
2.取組内容
7月19日(金曜日)~7月20日(土曜日)の2日間にかけて開催し、農家35名と市場・生花店31名、JAや町・県関係者9名が参加しました。開催にあたって、担い手・園芸課では、関係機関と連携しながら準備を行い、当日は進行等を務めました。
ほ場見学は、1日目は六合地区、2日目は五反田地区を見学しました。六合地区では、新規参入者や若手生産者のほ場を見学場所に組み込み、参加者に生産状況を確認してもらうほか、切り前や、アレンジでの活用方法等についても情報交換が行われ、双方の関係性を深めることができました。参加者からは、「こんなに沢山の花屋が一堂に会することは全国でも珍しい。産地の魅力度が高いから生産現場を見たいし、これからもこの産地の花を使いたい。」という前向きな意見を伺うことができ、産地PRにもつながりました。
3.課題と今後の方向
今後も産地ブランドを維持するため、品質の高位平準化を図るよう、出荷規格の統一や栽培管理指導を行っていきます。
また、市場関係者や農家と協力し、産地の魅力を紹介できるようなイベントを企画していきます。
六合地区の見学の様子
五反田地区の見学の様子