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令和6年度吾妻郡こんにゃく立毛共進会の開催
更新日:2024年8月1日
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要約
吾妻郡こんにゃく立毛共進会を開催しました。
1.目的
コンニャクの栽培技術の向上や農家の生産意欲向上などを目的に立毛共進会を開催していますが、今年は、「こんにゃく現地研究大会」が吾妻地区で開催されるため、その現地視察ほ場の選定もかねて審査会を行いました。
2.取組内容
立毛共進会のほ場審査を8月20日に開催し、JAあがつま蒟蒻生産部会役員や関係機関の職員あわせて14名が出品された11ほ場を審査しました。
今年は降雨が多く、8月に高温が続いたため、腐敗病や葉の高温障害が発生していますが、出品ほ場は管理も良く、中央審査へ地区を代表する4ほ場を選出することができました。
また、現地研究大会の視察ほ場は、立毛共進会の上位入賞ほ場のほか、参加者が安全に巡回出来るように役員の皆さんが悩みながら4ほ場を選出しました。
3.課題と今後の方向
資材の高騰や生芋価格の低迷でコンニャク農家の経営は厳しい状況が続いています。今回の共進会上位入賞者の栽培技術を参考に、さらに技術の高位平準化を図っていくとともに、低コスト栽培や複合経営の検討を行い、経営安定に向けた支援を行っていきます。
また、9月6日に開催予定の「こんにゃく現地研究大会」では、県内生産者の技術向上が図れるよう、地元役員や関係機関と協力して準備を行っていきます。
立毛共進会出品ほ場
審査の様子