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令和6年度群馬県こんにゃく現地研究大会の開催
更新日:2024年10月1日
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要約
令和6年度群馬県こんにゃく現地研究大会を開催しました。
1.目的
コンニャク生産農家が一堂に会し、生産・流通上の問題点、生産振興等について情報共有を図るとともにコンニャクの栽培状況を視察し、栽培技術の向上と経営改善の一助とするため現地研究大会を開催しています。令和元年度の開催以降は新型コロナウイルスの影響で休止しており、5年ぶりに令和6年9月6日に開催しました。
2.取組内容
開催担当地区の吾妻では、1年前の会場予約から始まり、地元役員を中心に開催内容や現地視察ほ場設置について検討が行われてきました。特に現地視察ほ場は、道路幅が狭く、栽培ほ場が広範囲にあるため選定に苦労しましたが、4ほ場を決定し、そのうちの道路事情が悪い場所は役員で草刈りをするなど安全に視察出来るように準備をすすめました。
県内外から参加した農家は約150名、関係者含め約230名の参加があり、現地ほ場にも多くの人が訪れ、管理農家と情報交換を行うことが出来ました。
また、現地研究大会終了後には地元役員で意見交換会が開催され、今回の反省点などの意見が出されました。
3.課題と今後の方向
生芋価格の低迷や生産農家の減少により、参加者は以前よりも少なくなっています。今回の反省点を次回開催地につなぐとともに、コンニャク栽培の低コスト化や複合経営の支援等を行い、経営安定のための支援を行っていきます。
開会式の様子
現地ほ場視察の様子