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コンタクトレンズは正しく使いましょう
更新日:2025年10月17日
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コンタクトレンズ(視力の補正を目的としないカラーコンタクトレンズを含む)は、医薬品医療機器等法上の「高度管理医療機器」に分類されます。これは、誤った使用方法や不適切な製品の使用が重篤な眼障害を引き起こすリスクが高いことから、製造や流通、販売に際して厳格な管理が必要と判断されるためです。
公益財団法人日本眼科学会によると、コンタクトレンズの使用者は全国で1,500万~1,800万人ともいわれ、コンタクトレンズ装用者の10人に1人に眼障害が生じていると推測されるとのことです。
群馬県消費生活センターにもコンタクトレンズに関する相談が寄せられていますので、消費者として注意していただきたいポイントについて紹介します。
群馬県消費生活センターに寄せられた相談
SNS広告を見て通信販売で購入したコンタクトレンズを使用したところ、目が赤くなってしまった。
注意するポイント
購入時に気を付けること
- カラーコンタクトレンズであっても眼科を受診し、自分に合ったレンズを処方してもらいましょう。
- 継続的にコンタクトレンズを使用する場合は、定期的に眼科を受診しましょう。
- 海外からインターネット等を利用して購入(個人輸入)するものは、医薬品医療機器等法に基づく品質、安全性等の確認がされていませんので、保健衛生上の危険性があることを認識しましょう。
使用時に気を付けること
- 添付文書をよく読み、使用方法を守りましょう。
- 爪は短く丸く滑らかにしておきましょう。レンズを取り扱う際は、石鹸で手を洗い、きれいな布などで手を拭いてからにしましょう。
- 洗浄、消毒など適切なレンズケアをしましょう。また、レンズケースも定期的に手入れしましょう。
- 目の充血や異物感、痛み、まぶしさ、かゆみなどの異常を感じたら、すぐにレンズを外し、眼科医に相談しましょう。