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群馬の保安林

更新日:2025年1月28日 印刷ページ表示

 森林は私たちの生活を支えていくうえで重要な役割を担っています。
 森林のなかで特に重要なものを国・県では保安林に指定して適切な管理を行っています。
 このページでは群馬県の保安林について解説すると共に代表的な保安林について紹介しています。
 なお、保安林に関する詳細については、下記写真横の該当事項をクリックしてください。

森林のイメージ写真

群馬県の保安林について

 群馬県の令和元年度末現在の全保安林面積は約234,592ヘクタールで、群馬県林野面積の約55パーセント、県土面積の約37パーセントを占めています。このうち水源かん養保安林は75.2パーセントを占めています。尾瀬の保安林、玉原の保安林などは水源かん養保安林です。
 水源かん養保安林に土砂流出防備保安林及び土砂崩壊防備保安林を加えると約98パーセントを占めることになります。

 防風保安林は全体の0.1パーセントにすぎません。しかし群馬の空っ風から市民生活を守る上で大きな役割を担っています。また、稀少になった平地林として見直されてきており、昭和村赤城原の保安林、多々良沼の保安林及び館林市堀工町の保安林は防風保安林です。

 保健保安林は森林レクリエーションを提供する場として重要なものです。尾瀬の保安林、多々良沼の保安林、赤城山の保安林は保健保安林です。

群馬県の保安林の紹介

昭和村赤城原の保安林イメージ写真
昭和村赤城原の保安林

尾瀬の保安林イメージ写真
尾瀬の保安林

玉原の保安林イメージ写真
玉原の保安林

多々良沼の保安林イメージ写真
多々良沼の保安林

館林市堀工町の保安林イメージ写真
館林市堀工町の保安林

赤城山の保安林イメージ写真
赤城山の保安林

森林の保全活動

 森林は、木材を生産したり、水源となったり、土石流を防いだりと、様々な機能を持っています。それらの有形無形の働きも森林が健全に保たれていればこそです。森林が、無秩序な開発や山火事で失われたり、適正に管理しないでおくとこれらの機能も失われてしまいます。そのため、これらの機能を今後も十分に発揮させるためには、森林を大切に保護し適切に管理してゆくことが重要となります。また、一度失われた森林を元に戻すには多くの費用と、長い時間がかかりますので、未然の防止と早期の発見が重要となります。そのため、群馬県では群馬県森林保全管理事業実施規定を定め森林の保全事業を展開しています。

 この事業を実施するため、各環境森林・森林事務所に森林保全巡視指導員を配置し、またボランティアで活動する森林保全推進員を任命して、保安林等の巡視をおこなっています。

 令和5年度の巡視実績は、延べ日数で1,622日でした。

 なお、主な巡視内容は下記のとおりです。​​​

  • 山火事の予防と早期発見。
  • 無許可の伐採や森林開発等の早期発見と関係機関への通報。
  • 森林内の木や貴重な高山植物の盗採の防止。
  • 風倒害や雪害などの気象災害、森林病虫獣害、がけ崩れ等の森林災害の早期発見と通報。
  • ゴミや産業廃棄物の不法投棄の早期発見と通報等。
  • その他、森林保全上支障のある事態の適切な対応。

 また、仕事やレジャーで山に入っている人に火の取り扱いや山でのマナーについて呼びかけを行っています。もし、皆さんが山に行った際に巡視員や推進員の方から山でのエチケットについて指導を受けることがあるかもしれません。そのような時には、よく話しを聞いてください。ちょっとした事が、森林を守る大切な事であることがわかると思います。

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